北海御廟
北海御廟は、私達真宗大谷派(東本願寺)北海道教区の寺院、僧侶、門徒が慕っている第二十二世門首現如上人(大谷光榮)の分骨が納められている桃山式三重塔であります。
東本願寺第二十一世厳如上人は、一八六九(明治二)年六月に北海道の新道切開、農業移民の奨励及び教化の普及を願い、後継者である当時十九歳の現如上人にその役を託しました。翌年二月十日現如上人は、百八十余名の門信徒と共に本山を出発し、七月七日函館に入港、その後厳しい環境の中で宗祖親鸞聖人の御教えの興隆を願いながらご苦労をつづけ、目的の札幌山鼻の地を目指しました。
現如上人は、生涯北海道を忘れられず、「私が亡き後は、遺骨を分けて憶い出の多い北海道の地に埋めて欲しい」と常におっしゃっていました。この遺志を伝え聞いていた北海道教区は、一九二一(大正十)年十一月に現在地が最も適地として約一一六、〇三三平方メートル(十一町七反余)を取得し、上人が亡くなられた後、御廟仮堂を建て、分骨を迎え、一九二五(大正十四)年の夏以降、墓地として一般公開しております。
一九三四(昭和九)年に遺骨を安置する廟塔を建立し、同年十月四日、第二十四世闡如上人(大谷光暢)を迎え盛大に落慶法要を行い、「北海御廟」と命名いたしました。一階には現如上人の肖像額、四階に上人の遺骨を安置し、これを中心に納骨棚を設け、多数の遺骨が納められ、お盆には追弔会が勤められております。
御廟の本堂は、一九二三(大正十二)年八月に創設し、現在の建物は、一九九一(平成三)年に再建したものです。北海御廟は、行事として特に、毎年お盆に万灯会が行われ、市民に夏の風物詩として親しまれております。
研修センター
1973(昭和48)年宗祖親鸞聖人御誕生八百年法要が行われた年、この地に青少年研修センターを完成させましたが、1996(平成8)年6月より全面改修し、1997(平成9)年7月、現在の建物を完成させ、各種の研修が数多く行われております。
北海御廟・青少年研修センターマップ

北海御廟 011−561−4805
(FAX) 011−521−2291
青少年研修センター 011−551−8697
(FAX) 011−551−8696
札幌市中央区伏見五丁目二番
●市電 「三越前」または「すすきの」から乗車、約25分「ロープウェー入口」降車、徒歩5分
●バス・地下鉄 東西線「円山公園前」から市営バス「西12ロープウェー線」に乗車、約15分「ロープウェー終点」にて降車、徒歩5分
道中、どうぞお気をつけておいで下さい。