教化担当者学習会報告
北海道教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌お待ち受け委員会(教区御遠忌お待ち受け委員会)主催の「教化担当者学習会」が、去る十二月六日・七日の二日間にわたって青少年研修センターを会場に開催されました。
教区御遠忌お待ち受け委員会では、御遠忌のお待ち受け事業として提起されている七つの施策を、北海道教区に相応したかたちで推進していくことが協議されてきました。
この七つの施策の一つである「親鸞聖人講座」は、寺に身を置くものがテキスト『宗祖親鸞聖人』の法語に学んでいくことを趣旨としています。すでに三冊のサブテキストが発行されていますが、講座を実施するにあたっての願いや視点などは、必ずしも全組に共有されていないという状況があります。また、未実施組も多くあり、実施された組においてもより充実した実施方法を模索している状況があることを鑑みて立案されました。
特に今回の学習会では、親鸞聖人講座が組の教化事業であることから、各組の教化担当者二名にご参加いただき、宗祖の言葉に学ぶことの大切さを再確認し、組の実状に応じた親鸞聖人講座を企画立案できるよう、実施組との情報交換の場を開くことが願いとされました。
学習会では、まず楠信生師(第17組幸福寺住職)に「宗祖の言葉に学ぶ姿勢」の講題の下に、親鸞聖人講座に臨んでいく姿勢についてご講義いただきました。
師は、どういう姿勢で学ぶのかということであるならば、話はできない。姿勢を宗祖に学ぶということが要であり、それは真宗門徒の一人として生活全体を宗祖に学ぶことであると述べられた。また、学ぶということに関して、金子大榮師の「お聖教は読んだ人に読んでもらわなければわからない」という言葉を紹介された。教えてくださる先生をとおして、自分の読み方が正される。自分の理知によって言葉をつかむことではないということが押さえられました。
翌日は、組で親鸞聖人講座を実施されている高名和丸師(奥羽教区青森県第二組正行寺住職)に、講座を実施する中で見えてきた課題を提起いただき、その後は各組の実施状況や問題点について全体で協議し情報交換が行われました。
親鸞聖人講座は各組の実状に応じて企画され展開されていくこととなりますが、法語をとおした語り合いということが願いとして呼びかけられました。それは寺に身を置くもの自身が同朋会を持てるかどうかが問われているのではないでしょうか。
教化担当者学習会