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真宗同朋会運動

北海道教区白書

宗祖親鸞聖人との出遇い。宗門の再出発は、宗祖親鸞聖人との出遇いなくしてはありません。はたして今、私たち一人ひとり、宗祖親鸞聖人と出遇っていると言えるのでしょうか。

ふり返ると、如来の本願を知らず、宗祖の信心と異なるという、歎異の心をもって自らの歩みを確かめ続けてこられたのが、浄土真宗の歴史であると言えましょう。唯円房による『歎異抄』の製作、蓮如上人の真宗再興、清沢満之師の教団改革運動、そして真宗同朋会運動の興起がそのことを物語っております。

宗祖の御遠忌とは、親鸞聖人と出遇うということの意味を確かめ、親鸞聖人の信心と異なることを歎き、そして如来の本願に帰る機縁にほかなりません。

北海道教区の現在の情勢

敗戦後の日本経済の復興とさらなる成長は、真宗寺院にも経済的豊かさをもたらしました。しかしその寺院経済は、念仏の教えに出遇われたご門徒が喜んで納めてくださったものを基盤としていたのでしょうか。悲しむべきご門徒の死、つまり葬儀にその多くを依存し、このことに矛盾を抱えつつも、流され続けてきたのではないでしょうか。

もちろん、寺院では法座が開設され、葬儀が法縁となるよう教区や組の教化委員会で、『葬儀のしおり』などを作って取り組んでは参りました。しかし、その営みを奪い去るように日本社会の価値観は変化し続けております。

また北海道教区における過疎・過密の問題もきわめて重要な問題です。親が過疎地で大切に護ってきたお内仏は、都市で生活してきた後継者にとって負担であるという現象も起きています。それは後継者が長い間お内仏のない生活、お内仏に向き合う時間を日常の中にもっていなかった結果でありましょう。人が生きることとお内仏とが別のことになり、身近な人の死が仏縁にならないということが起きているのです。

真宗同朋会運動が提唱された翌年の1963年、訓覇信雄宗務総長は、北海道教区育成員研修会において「宗門百年の大計は、菩提寺的関係に転落していた教団の実態を率直に認識して、信仰教化の道場とすることである」と熱く語られました。以来五十年、その課題はいよいよ重さを増しています。

宗務改革

2001年3月、元氏義照・名畑龍童の両師を正副委員長とする北海道教区行財政検討委員会が答申書を提出いたしました。

その内容は、今日の日本における宗教、そして教育の危機に応え得る教団であるためにどうあるべきかという基本姿勢を確かめつつ、行財政・教学・学園の三分野にわたるものであり、踏み込んだ提言がなされております。とは言え、その後の具体的な取り組みは決して十分なものとは言えません。よりスピード感のある歩みが待たれることであります。

教学・教化

かつて曽我量深先生は、この北海道の根室に於て「分水嶺の本願」を感得されました。宗祖の七百回御遠忌の9年前に当たります。それは四十八願の第十一・必至滅度の願の意義を明らかにせられたものであります。第十一願の意味が受け取られないならば、浄土と人間世界の区別がつかず、それはそのまま仏道の意義が弁えられないものであることを指摘して下さったものです。仏道の仏道たる所以は、真実証にあることを宗祖は『教行信証』の後序で「聖道の諸教は行証久しく廃れ、浄土の真宗は証道いま盛なり」と闡明されました。私たちの最も重要な課題は、入正定聚と必至滅度という証の問題であります。浄土真宗を名告る私たちは、証道盛んなる今を生きているのでしょうか。浄土の真証を見出さないままに、人の世の是非善悪を評論してはいないでしょうか。この時代社会において念仏者として出直していくことが問われます。

「分水嶺の本願」の中の文を紹介させて頂きます。七百回御遠忌を控えてのことでありますが、曽我量深先生は語られます。

「親鸞の御遠忌を迎うるに当って、親鸞のところに立ち止まっては駄目である。南無阿弥陀仏の根元に帰って釈尊を超えて釈尊に帰らねばならぬ」

「この娑婆世界において南無阿弥陀仏の僧宝を建てよう、これ親鸞の願いである。この我等の住む世界を南無阿弥陀仏の僧伽にしよう、これ親鸞の出世本懐である。これ釈尊の出世本懐である」というものです。

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌・真宗同朋会運動五十年を控えて、誰かではなく、私たちの一人ひとりが南無阿弥陀仏の僧伽に帰し、教団を荷い、教区を荷って、そして身を置いている場に生きることが、この世に宗門が存在する意味であると思うものであります。

2009年5月15日

北海道教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌お待ち受け育成員大会



点描

点描 北海道50年の歩み


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検証

真宗同朋会運動50年に向けて その検証


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