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教区御遠忌

真宗同朋会運動とは純粋なる信仰運動である

教区御遠忌に寄せて

「真宗同朋会運動」(以下、同朋会運動)は、「宗祖聖人の信心に自覚的に生きようとする」いちにんの誕生を願いとした純粋なる信仰運動でありました。しかしながら運動発足五十年を迎え、我々はこの同朋会運動の原点を忘れ、知的関心の対象の中に真宗そのものを閉じ込めてしまっているのではないかと今感じています。

信心が課題となり、我が身いちにんの救いが切実に願われればこそ、我々は全生活を挙げて真実の教えを求めずにはおられないのであります。知的関心の対象としての真宗、教養としての真宗からは、宗門白書で語られる「仏道を求めてやまぬ菩提心」も「厳粛な懺悔に基づく自己批判」も起こりようがないのでありましょう。同朋会運動の五十年は、時には教団無用論がささやかれる中、「宗門はこのままでいいのか」、「寺はこのままでいいのか」、「僧侶はこのままでいいのか」という内外からの厳しい眼の前に、僧侶自らがただただ身を据えつづけて来た歩みでもありました。この度の教区御遠忌では、我々僧侶自身が、先ずこの同朋会運動の原点に立ち返り、そこから見えてきた課題について、各専門部会の専任講師の講義を中心に、二年半かけて議論を重ねてまいります。そしてその議論の内容を随時教区内皆様に発信しつつ、来るべき2014年の「教区御遠忌」をお迎えいたします。このことはひとえに、「宗祖の七五〇回御遠忌」・「同朋会運動50年」を機に、私たち一人いちにんの上に、「宗祖親鸞聖人の信心に自覚的に生きよう」とする歩みがはじまらんことを願ってのことであります。

教区御遠忌の企画段階から関わらせていただいた流れの中、はからずも教区御遠忌実行委員長の重責を担うこととなりました。今後二年間の間、どれ程、熱い思いでこの教区御遠忌にかかわりつづけていくことができるか、誠に心もとないことではありますが、その間の皆様のご指導とご助力を心よりお願い申し上げます。

教区御遠忌実行委員長 黒萩 昌(南第三組 法誓寺)

教区御遠忌便り

教区御遠忌の取り組みが始まる

北海道教区では、今年から教区御遠忌の歩みが始まります。
「真宗同朋会運動―未来への継承―」をテーマに、教区・組、各寺院のあるべき姿、歩むべき方向を4つのテーマごとに専門部会を設け、専任講師を中心に研鑽と語り合いを重ね、2014年6月に問題提起と課題を表明するための教区御遠忌大会を開催します。
その大会までにはテーマ毎の公開講座の開催も予定され、2年半の歩みを教区御遠忌として位置づけていくという内容であります。
各部門で学んだ方々は、それぞれのテーマから受けた課題を各現場に持ち帰り、ご門徒と共に歩みを進めていただき、「本願念仏に生きる人の誕生」となることも深く願っております。

この趣旨を実行すべく、北海道教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌実行委員会が、1月25日に開かれました。
委員長には、黑萩昌氏(南第3組法誓寺)。副委員長には、仁禮秀嗣氏(第1組圓照寺)がそれぞれ決定しました。
なお、教区御遠忌の計画概要については、追って、発信していく予定であります。