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書籍紹介

  • 真宗の仏事-お内仏のある生活

    『真宗の仏事-お内仏のある生活』
    真宗大谷派宗務所出版部(東本願寺出版部)定価500円

    本書は、お内仏の荘厳の仕方から葬儀について、更に報恩講をはじめとする定会法要や年中行事など、真宗大谷派の仏事の基本を写真入りで解説するとともに、お内仏にお給仕をすることの意義とわたしたちに願われていることを僧俗ともに考えていく内容となっています。
    また、本文中には、親鸞聖人や蓮如上人のお言葉が多く引用されており、お内仏やそのお給仕の仕方を学びながら、真宗の仏事の受け止めについても学ぶことができます。是非ご門徒の皆様にお持ちいただきたい一冊です。

    [ 2013.12.29 ] 

  • DVD『祝の島』

    『祝の島』(ほうりのしま)纐纈あや(はなぶさあや)監督 2010年 (105分)
    対岸4キロメートルに原発建設の計画が持ち上がった山口県上関町祝島。

    1000年前、沖で難破した船を助けたことから農耕がもたらされ、 子孫が栄え、 現在に至るまでいのちをつないできた小さな島がある。

    山口県上関町祝島。瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、人が暮らしやすい環境とは決していえない。その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。

    「海は私たちのいのち」と島の人は言う。
    1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」という祝島の人々は、以来28年間反対を続けている。

    効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。大きな時間の流れと共にある島の生活。
    原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。

    1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、私たちは何を選ぶのか。いのちをつなぐ暮らし。祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。

    ドキュメンタリー映画『祝の島(ほうりのしま) 』公式サイトより。
    http://www.hourinoshima.com/

    [ 2013.12.01 ] 

  • 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか

    死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか
    作者 :門脇健(大谷大学教授)出版社:角川SSC新書
    発売日:2013/9/10

    門脇先生は哲学を
    ポップスや映画と
    同じレベルで語る。
    どんなものであれ、
    自分の身体を「震わせた」
    経験には等しく正面から対峙する
    この潔さに私は深い敬意を寄せる。
                 内田樹

    [ 2013.09.18 ] 

  • もう一つの親鸞像『口伝鈔』講義

    最近発刊された書籍をご紹介します。

    題名は「もう一つの親鸞像『口伝鈔』講義」(大法輪閣)。筆者は第20組中標津町法薗寺のご住職、義盛幸規氏。
    親鸞聖人のお言葉を伝える書物としては弟子の唯円が書かれた『歎異抄』が大変有名ですが、実はひ孫の覚如上人が書かれた『口伝鈔』の中にも、同じエピソードやお言葉がたくさん出てきます。しかし、生涯一念仏者としての立場を貫かれた唯円と、これから本願寺を中心とした教団を作ろうとしていた覚如上人とでは、同じエピソードを題材としてもニュアンスが違っているのが興味あるところです。
    また、『歎異抄』では見ることのできない親鸞聖人の行実もあり、なかなか原文では読みづらいところも、丁寧な解説と現代語訳で、非常に読みやすい内容となっています。
    今まで『口伝鈔』に関する書籍は少なく、入門書としても最適な本書は定価2400円+税のところ、割引価格の2200円にて教務所で取扱っております。お寄りの際は、ぜひお買い求めください!!

    [ 2013.07.12 ] 

  • 津波被災前・後の記録―宮城・岩手・福島航空写真集

    津波被災前・後の記録―宮城・岩手・福島航空写真集

    単行本: 367ページ
    出版社: 河北新報出版センター
    定価 :2100円
    発売日: 2012/08

    [ 2013.06.24 ] 

  • 想像ラジオ

    『毎日新聞』2013年04月07日(日)「今週の本棚:想像ラジオ=いとうせいこう著 中島岳志 評」

     声に耳を澄ませば・・・死者は生きている
     あの日、津波が去った後、高い杉の木の上に一人の男が引っかかった。DJアーク。赤いヤッケ姿で、姿勢は仰向けだ。
     彼は自らの死を認識しないまま、人々の想像力を電波にラジオ番組を流し始めた。それが「想像ラジオ」。リスナーの多くは死者だが、生者にも届く。大切なのは、生と死の二分法ではなく、聞こえるか聞こえないか。
     現代は、あっという間に死者を忘却する。までるで忘れることが、社会を前に進める唯一の道であるかのように。何もなかったように事態にフタをして、次に進もうとする。
     「いつからかこの国は死者を抱きしめていることが出来なくなった。それはなぜか?」-それは、声を聴かなくなったから。
     しかし、「想像ラジオ」のリスナーは、死者の声に耳を傾ける。DJアークの声は、イヤホンから水滴のようにつたい、世界をつなぐ。死者と生者が手を携え、一歩一歩、前に進む。
     時に「想像ラジオ」の音は、言葉にならない。声にもならない。しかし、人々は意味を聞く。言葉にならないコトバが、そこには存在する。
     死者とは一体だれか。彼らは生者とは別の「霊界」に住んでいるのか。そこは、この世とは切り離された別次元の領域なのか。
     そうではない。死者の世界は、生者がいなければ存在しない。「生きている人類が全員いなくなれば、死者もいない」。両者は切り離すことのできない、密接不可分の存在なのだ。
     生きている我々は、大切な人が亡くなると、喪失感を味わう。その人の空白に絶望し、生きる希望を失う。しかし、二人称の死は単なる喪失ではない。必ず我々は、死者となった他者と出会い直す。生者同士の頃の関係とは異なる新たな関係が生まれる。
     だから、死者は生きている。そうとしか言いようがない。
     DJアークは、言葉を紡ぎながら、そしてリスナーの声に耳を傾けながら、徐々に事態を把握していく。大地震がやってきて、津波にさらわれたこと。濁流に飲み込まれながら、杉の木に引っかかったこと。そして、もう息をしていないこと。
     彼は、放送を続けながら、どうしても「あること」が気になる。それは、妻と息子と連絡が取れないことだった。
     二人の声が聞こえない。どうしても聞こえない。二人は「想像ラジオ」のリスナーなのか。
     DJアークは、生者に向けて声を届けようとする。妻の名前を叫んでみる。しかし、反応はない。
     生者が死者の声をキャッチするのは、悲しみが湧く時だ。それは、不意にやってくる。あとは耳を澄ますことができるかどうかだ。
     この悲しみこそ、死者のささやきのサイン。「本当は悲しみが電波なのかもしれないし、悲しみがマイクであり、スタジオであり、今みんなに聞こえている僕の声そのものなのかもしれない」
     DJアークは、リスナーから励まされる。「想像せよ」と。その想像は、生者の心に悲しみを芽生えさせることができるか。想像と想像が重なる時、死者と生者は出会うことができるのか。
     ラストシーンに、心の奥底から涙があふれた。
     フィクションは、リアルを越えたリアルに迫る。荒唐無稽なシチュエーションこそが、現実以上の現実をあぶりだす。これが文学の力だ。
     ポスト3・11の文学に、ようやく出会えた。間違いなく傑作だ。

    [ 2013.05.01 ] 

  • DVD『チェルノブイリ・ハート』

    北海真宗1月号の教化本部通信。教区門徒会員研修会報告の中で紹介した、1986年(昭和61年)4月26日に旧ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所の事故から、16年後に撮影されたドキュメンタリー映画です。

    公式ホームページはこちら
    http://www.gocinema.jp/c-heart/index.html

    [ 2013.02.06 ] 

  • 相馬移民と二宮尊徳

    相馬移民と二宮尊徳 〔太田 浩史著〕
    教務所にて頒布しております。

    福島第一原発がある一帯は江戸時代、天明の大飢饉で人口の大半を失い、その復興のために移民が行われたところです。移民のほとんどは北陸はじめ各地の真宗門徒でした。そして二宮尊徳翁の報徳仕法と真宗門徒のお講を通じての聞法力が、数千町歩の荒地を美田に変え、50年以上の歳月をかけて見事な復興をなしとげたのです。
    被災地ではようやく人々の生活への支援が効果をあげつつあります。心への支援、文化への支援、何よりも信仰への支援がまだ行き届いておりません。この書に表れた尊いご先祖の魂が、そうした心への支援の一助となることを切に願う次第です。
              『相馬移民と二宮尊徳』刊行のご挨拶より

    是非、ご一読を!
    同朋教化部門幹事 圓淨貴之

    [ 2012.11.26 ] 

  • DVD『内部被ばくを生き抜く』

    先日開催された教区門徒会員・教化本部合同研修会の講義の中でで紹介されたDVDです。
    詳しくはこちら。

    公式ホームページ – 鎌仲ひとみ『内部被ばくを生き抜く』

    http://www.naibuhibaku-ikinuku.com

    [ 2012.11.22 ] 

  • 悼む人〈上〉〈下〉

    教学に関する本や文庫本、並びに岩田文庫の新刊の紹介をしていきます。

    悼む人〈上〉〈下〉
    著者 :天童 荒太
    出版社:文藝春秋
    発売日:2011/5/10

    ある方のお薦めによりまして、遅らばせながら、直木賞受賞作品
    「悼む人」を読んでます。
    死を悼むことのなかに、人間を見ていく深い視座を教えてくれてます。
    青少年部門幹事 寺澤三郎

    [ 2012.10.12 ]