親鸞の主著 『教行信証』の世界
立教開宗の書『教行信証』を学ぶための必読書
著者:延塚 知道 (著)
発行年月日:2020/07/28
ページ数:360
価格:¥1,760-(税込)
【内容】
浄土真宗の宗祖親鸞聖人の主著『教行信証』。本書は、この『教行信証』制作において親鸞聖人が担った課題、著述にあたって聖人がとった独特な方法論などを読み解き、そこに書き残された〝凡夫が仏に成る〟仏道を尋ねる。『教行信証』を読むための視座をたしかめる一冊。
※本書は、月刊誌『同朋』(2016年7月号~2018年6月号)に連載された延塚知道氏の「『教行信証』の世界」(全24回)に加筆・修正をいただき、書籍化したものです。
【詳細】
【目次】
はじめに/第一章 題号について/第二章 『教行信証』制作の理由/第三章 『教行信証』制作の事情/第四章 『摧邪輪』の批判/第五章 『教行信証』の課題と方法論/第六章 親鸞聖人の『大経』了解―『教行信証』の視点から―/最終章 『大経』の論『教行信証』
探訪 真宗民俗-儀礼の伝承と現代社会
真宗門徒は、どのように生活し、真宗の教えを守り、伝承しているのか。
著者:蒲池 勢至
発行年月日:2020/06/15
ページ数:152
判型:A5
価格:¥1,760-(税込)
【内容】
真宗門徒の信仰の姿や、葬儀、年中行事などの儀礼を、柳田賞受賞の民俗学者が探訪する「真宗民俗」の世界。
【詳細】
全国各地の真宗門徒の特色ある信仰の姿や、葬儀、年中行事などの儀礼を、柳田賞受賞の民俗学者・蒲池勢至氏が探訪する「真宗民俗の世界」。日本人の失われつつある古き良き暮らしの一端を垣間見るとともに、現代につながる信仰のありかたを見つめる一冊です。
本書は、東本願寺出版発行・月刊誌『同朋』で連載した「探訪:真宗民俗」(全24回/2017年7月号~2019年6月号)を加筆修正し、巻末には『同朋』2019年6月号に掲載した民俗学者・八木透氏と蒲池勢至氏の対談を収載しました。
釈尊の呼びかけを聞く阿弥陀経入門
お釈迦さまが阿弥陀仏と極楽浄土について説いたお経『阿弥陀経』の入門書。
『阿弥陀経』全文の書き下しと意訳を収載輪読会・学習会にも最適。
著者:一楽 真
発行年月日:2020/04/15
ページ数:152
判型:B6
価格:¥880(税込)
【詳細】
宗祖親鸞聖人が〝お釈迦さまがこの世にお出ましになられた本意を表されたお経〟と言われる『阿弥陀経』。
さまざまな法事・法要の場で拝読される経典には、一体何が書かれているのか。
お釈迦さまが説かれる阿弥陀仏や極楽(浄土)は、私たちとどう関わるのか…。
書き下し・著者意訳とともに、経文に込められた仏意(おこころ)を丁寧に尋ねる、『阿弥陀経』の入門書。
はじめてふれる方に、『親鸞聖人伝絵』の入門書
著者:沙加戸 弘 (著)
発行年月日:2020/03/13
ページ数:104
判型:B5判型:A5
価格¥1,650 (税込)
【内容】
浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の生涯を表した初の伝記は、『親鸞伝絵』という絵巻物です。これは、親鸞の曾孫にあたる本願寺第三代・覚如上人が制作したもので、親鸞の生涯の主要な出来事20場面が、文章と絵で交互に表されています。
本書は、絵巻物『親鸞伝絵』に従って本文と絵を順番どおり交互に掲載しております。特に絵においては、『親鸞伝絵』に造詣の深い沙加戸弘大谷大学名誉教授による詳細な説明・解説を1場面ずつに掲載し、さらに本文には沙加戸氏による親しみやすい試訳(現代語訳)を付けています。
覚如上人が、親鸞聖人が説いた本願念仏の教えを後世に伝えるため、渾身の思いで制作された『親鸞伝絵』に込められた願いを味わう1冊。『親鸞伝絵』に初めてふれる方に最適な入門書で、報恩講のお参りに必携です。
増補 小笠原 登-ハンセン病強制隔離に抗した生涯
国に抗い、人に寄り添う信念に生きたひとりの医師の生涯に学ぶ
発行年月日:2019/12/12
著書: 玉光 順正 (他編著)
菱木 政晴 (他編著)
山内 小夜子 (他編著)
判型:A5
価格:1,100円(税込)
【内容】
医師であり、真宗大谷派の僧侶でもあった小笠原登師は、国のハンセン病強制隔離政策に抗い、患者への献身的な治療を行った。
師の生涯、医療思想を明らかにするとともに、大谷派のハンセン病問題に対する取り組みの歴史を検証する一冊。
※本書は、2019年12月に小笠原登師の五十回忌が勤まることを機縁として、2003年に発行された『真宗ブックレット№10小笠原 登 ハンセン病強制隔離に抗した生涯』に3名の寄稿を加え、また『小笠原登年譜』を更新し、増補版として発刊したものです。
私たちの歩むべき道を 仏さま方の呼びかけに聞く
発行年月日:2020/01/17
判型:A5
価格:1,100円(税込)
【内容】
〝どうせ何もない〟〝人生こんなものだ〟…。
時に生きることに行き詰まり、なげやりになってしまう私たち。
欲望と怒りの絶えない人生に、歩むべき確かな道は、帰るべき故郷(ふるさと)はどうすれば見いだせるのか。
本書は、善導大師がつくられ、親鸞聖人が大切にされた「二河白道の譬え」に、人生を丁寧に生き抜く道をたずねる一冊です。
善導大師による「二河白道の譬え」全文の書き下しと、著者大江憲成氏による意訳、また付録として善導大師・親鸞聖人それぞれの解釈を収載しております。
また学習会や同朋の会のテキストとしても最適です。