青少年教化部門幹事 圓谷 淳
任期初年度である今年度は「青少年教化の場を開くこと」の大切さを改めて考えながら活動して参りたいと思います。
私たちの活動は、青少年世代と共に教えを聞く場を開き続けていくことが中心であります。前期は、厳しい状況の中、様々な工夫をすることで教化事業を継続して参りました。今年度からは青年、少年両部会ともに以前の形式にて研修会を計画、実施していく予定であります。その中で「青少年教化の場を開くこと」、具体的には「活動の願い」そして「今、求められていること」を意識し、考えることは重要であると思われます。
任期初年度、また前期は通常通りの研修会の開催が困難であった為、初めての研修会に臨む部門員も多くおります。まずは私たちがこれまで何を大切な願いとして研修会を開催してきたのかということを今一度、丁寧に確認する必要があると考えます。
また組や一ヵ寺の青年会や子ども会が停滞せざるを得なかった状況の中で今後その一助となり得る教化活動をしていく為には、何を求められているのかを各組、各寺、そして青少年世代の方々への積極的な声掛けを通してコミュニケーションを図り、現状を把握することが重要であり、そこから適切な事業、施策へと繋げていくことが大切であると考えます。特に青少年世代の方々へは積極的、そして継続的にアプローチをして事業の周知徹底に努めることが大きな課題であります。
青少年教化の場を開くことの大切さを今一度考え、各所と密に連携を取りながら活動して参る所存であります。教区内の皆様には、これまで同様ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。