差別問題研究部会長 石澤 亮介
本山および北海道教区では、1977年(昭和52)の大師堂爆破事件を契機としてアイヌ民族差別問題に向き合い、偉業として語られてきた北海道開拓・開教を問い直してきました。
例えば、教団による新道切開に携わった和人の記録が残る一方で、共に汗を流したアイヌ民族の情報は僅かであることが明らかとなっています。こうした中で推進された開教とは、いかなるものだったのでしょうか。
第10期差別問題研究部会では、実行委員が一新されたことを機に、これまでに本山・教区が発刊いたしました書籍等を読み直すことから始めます。仏法の願いにわが身を照らされながら、真宗門徒として仏道を歩まんとする一点に立たせていただきたいと存じます。
国家の「保護」という名の元で、アイヌ民族の尊厳と生活基盤の大地を奪った同化政策。その一端を担った北海道開拓・開教。そして今なお、アイヌの方々が尊厳を取り戻すために闘わざるを得ない痛ましい現実があります。こうした問題を実行委員一人ひとりが観念的に学ぶのではなく、自己の課題として学んでまいりたいと思います。
法廷で係争された先住権に基づく河川でのサケ捕獲の権利確認や、遺骨返還にも焦点をあて、それらも問題についても、学び考えてまいりたいと思います。
北海道教区の皆様におかれましては、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
差別問題研究部会員
(任期:2026年8月1日~2029年7月31日)
| 部会長 |
石澤 亮介 |
南第3組 浄國寺 |
| 実行委員 |
金倉翔央 |
第11組 高德寺 |
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木村 則明 |
第12組 西念寺 |
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成田 智 |
函館別院 |