ハンセン病問題班

ハンセン病問題班長 畠平 諭

 ハンセン病問題班はこれまで、国立ハンセン病療養所への継続的な訪問と、回復者との交流を活動の中心に据えてきました。その中で回復者お一人お一人の生きてこられた歴史に触れながら、各々の実行委員がハンセン病問題に自身の課題を学び続けてきました。
 しかしコロナ禍以降、交流活動が全面休止となり、療養所内外で生活されている方々のお姿が見えない中で、このハンセン病問題に学ばざるを得ない状況が続いています。加えて回復者の高齢化が進み、今後の継続的な交流と学びの形態が大きな課題となっています。
 今期の活動では引き続き回復者との交流の実現を模索しながら、ハンセン病問題の全面解決に向けて精力的に活動されている方々との交流も深めていきたいと思います。またハンセン病患者による文学作品や様々な資料などにも学びながら、実行委員一人一人が自身の問題としてハンセン病問題と向き合うことに重点を置きたいと思います。

ハンセン病問題班員 
( 任期:2023年8月1日~2026年7月31日 )

班長  
畠平  諭(第12組 廣圓寺)
実行委員
門間 大樹(第2組 圓通寺)
金倉 翔央第11組 高德寺)
武樋 法文(第17組 開導寺)