原発問題班

原発問題班長 金谷 智晃

 原発問題班では、過去3期に亘り、「原発問題は私の問題です」というテーマの基、エネルギーと物の大量消費を限りなく続けていくことが「豊かさ」であると思い込んでいる私たち自身を問題として活動に取り組んできました。
 当班では、そのテーマを踏襲しつつ、前期までに収集・作成された学習の資料を活用し、さらには現地で悩まれる方々の声に耳を傾けることを通じて、新たな班員とともに問題意識を共有していきたいと思います。また、原子力関連施設の建設計画により地域住民が分断される社会構造や、原発事故で被曝することによって生まれる潜在的な差別意識を私たち人間の問題として聞いていくことを大切に活動していきたいと思います。
 先般、漁業関係者の理解なしに海洋放出が開始された福島第一原発処理水の経過や影響。また北海道の寿都町と神恵内村で行われている高レベル放射性廃棄物最終処分地選定のための文献調査等を注視しながら学びを深めていきます。
 教区内の皆様におかれましては、引き続いてのご理解とご協力をお願い申しあげます。

原発問題班員 
( 任期:2023年8月1日~2026年7月31日 )

班長  
金谷 智晃(帯広別院)
実行委員
黑萩 貴仁(南第3組 法誓寺)
黑澤 康聡(第4組 正信寺)
矢田 浩之(旭川別院)