3日、名古屋教区第2組の若手有志6名が来道。
胆振東部地震で被災された寺院(9組法養寺・正樂寺)を視察。各寺ご住職より地震時の状況や被災現場の説明を受けました。また、移動中には山崩れの現場を訪れ、押し流された家屋や田畑を見て被災地の被害状況の大きさと地震の怖さを改めて知らされました。
夜にはジンギスカンを食べながらの交流会。
じゃがネット代表の岸田 理 氏(9組淨誓寺)よりじゃがネットの活動や今回の反省点など様々なお話しを伺いました。
来られた名古屋教区の方々も、いずれ起こると言われる南海トラフ巨大地震のこともあり人事ではないと熱心に意見交換をされていました。







9/29・9/30の両日、足湯&喫茶のお手伝いをしてきました。
私の関わりとして、29日については片付け・準備・物品管理を。30日は29日の内容に加えて、実際に滞在者の方と足湯を通して交流させていただきました。RSY(レスキューストックヤード)・とちぎボランティアネットワーク・札幌市立大学の方々と協働し、30日は足利智文(安平町追分・法養寺若院)さんにもお手伝いいただきました!
新規・リピーターどちらもおられ、年代も小学生から80代まで幅広く、滞在者から交流の場(いい意味で気晴らし)として活用されている印象を受けます。また個人的には滞在者以外にも、ボラセン関係者(運営に携わる町職員・社協・各種団体の方々など)や北海道派遣の職員さん、全国各地のお巡りさんやボランティアさんとの交流も楽しかったりします^ ^足湯と同時に喫茶コーナーの抹茶(お薄)も好評です。
今後も継続して足湯交流は続けていきたいと思っていますが「難しそう」とか「大変そう」という声も聞こえます。
その気持ち、分かります^^;
湯加減を好みに合わせて調整し、そのお湯を張ったタライに、初対面の人に素足を入れていただき、さらには手をニギニギしながら、見つめあってお話しを伺うなんて、あがり症で人見知りで口下手な私にはハードルが高すぎでした。しかしながら、緊張しながらも実際にさせていただくと、特別な能力や知識は必要ない事が分かります。
「誰のために」(被災者の方々のために)
「何のために」(ホッと出来るひと時を感じてもらうために)
「いま私に出来る事はなにか」(目の前の人と向き合う)
以上の事を踏まえると(あくまで主観ですが)「(足湯を)する」が「(一緒に)いる」に変化していく気がしました。足湯の後のお茶のみ話しも同様です。帰るときに「またね!」と声をかけ合える関係になるのも、この流れの帰結のような気がします。専門家じゃないから感想でしかないですが^^;
触れたり話したりは、お互いに得手不得手があると思うので、足湯で触れ合う事に限らず、お話のお相手だけでも、準備や片付けだけでも、お茶のお点前だけでも、色々な関わり方があるのも足湯交流のいいところかも知れません。また、その際に聞こえてくる「つぶやき」は、その方の心の声の発露だったりします。耳を傾けて下さい。「現在(いま)」が聞こえます。
こんな流れで、こんな事をしています!という資料も添付します。ご一読いただき、興味を持っていただけると嬉しいです。「やりたい!」「参加したい!」「手伝って!」など、ご意見ご要望があればコメントやメッセージをいただければと思います?
※支援活動は押し付けにならないよう配慮が必要です。支援品の扱いなんかも同様ですが、ニーズの確認もせず、連絡も無く、思い付きで自分勝手にドヤドヤ押しかけるような行為は、単なる迷惑行為です。現地の窓口(支援者・協力者)も被災者の場合が多々あります。余計な負担をかけないよう、お互いに気遣いながら活動いただければと思います。




ご寺院向けのお話かも知れませんが、一般家庭においても参考に出来るお話かと。
今回胆振東部地震で北海道の震災がクローズアップされていますが、過去を振り返ると北海道南西沖地震や十勝沖地震など、大きな被害もたらした震災が多くあります。また、こうした過去の出来事からの経験を無駄にしない行動を、私たちはこれから行うことが可能です。
震源域に所在するご寺院を視察する中に、共通して大きな被害を出しているのが納骨堂です。大きな揺れにより、扉が開いて中の仏具類が飛び出して散乱・破損したり、場所によっては壇そのものが転倒しています。構造上止むを得ないとも言えますが、過去を教訓に対策を講じているご寺院もあります。2004年に釧路沖地震(釧路沖を震源にM7の地震)で被害を受けた高徳寺(根室市落石)さん。鐘楼堂や本堂の向拝、そして納骨堂に大きな被害がありました。その事を受けて納骨壇に細工を施しています。
※写真参照(後付けが可能・フックをかけてネジを締めると固定される)
今回の震災を体験した私たちは、今後起こり得る様々な災害に対して、色々な対策を講じることが可能かと思われます。離れた場所にある方々も、体験した方の姿や言葉に想像力をいただきながら、いまから出来る行動がある事を考える、その一助になればと思います。

お彼岸の法要を勤めることができず、10月1~3日の報恩講(一年で最も大事なお参り)も無期延期としたため、例年であれば内陣のお荘厳(おかざり)に忙しくしているのにそれをしない不思議さを噛み締めています。
昨日一昨日と、福岡のはせがわ美術工芸さんにお越しいただき、須弥壇宮殿、御厨子含め本堂にあった仏具全般を持って行っていただきました。修理修復やおみがきをしていただくためです。一応来年夏前までの予定。
欄間(亀裂が入っていました)の彫刻を壊さないように運搬するために向かい合わせにして固定したり、巻き障子一枚一枚の間にきちんと緩衝材を挟んだり、専用のトラック(仏具を固定するために至るところにフックがあって晒し等で固定できるようになっている)にどうやったらうまく全部の仏具を搬入できるか寸法を測って色々と協議したり…エトセトラ
職人さんってすごいもんですね。
お西とお東で同じものなのに呼び方が違うものもきちっと使い分けてるし、今まで聞いたこともないような仏具のパーツの名前もポンポン使いつつ修理の内容なども丁寧に説明してくれました。
とても信頼できる。そんな印象を受けました。
一方で、空っぽになってしまった本堂を見て、改めて涙が出そうになりました。6月にあった法要が嘘みたい。むしろ今の現状が嘘であってほしい。でもどちらも現実としてあったこと、あること。ここでどう生きていこう?わからないままの私です。
段々何を言ってるかわからなくなってきたので、まずはここ2日間の報告まで。
あ、それと宣伝‼️10月6日を除く毎週土曜日、札幌のボランティア団体さんがうちの会館を会場にしてマッサージ等癒しの場を提供してくれます。もちろん入場無料、どなた様でもお越しいただけますので少しでもご利用くだされば幸いです!
〈ご報告〉
真宗大谷派 法養寺 若院 足利智文さま




④[厚真町桜丘 専厚寺]
25日。自衛隊の救援基地であった駐車場は、現在は重機とトラックの駐車場になっている。自衛隊は行方不明者の発見後撤収し、今は一部を残すのみ。土砂の撤去作業は、重機を扱うボランティアの方に引き継がれているそう。
壊れた山門は撤去されていた。
納骨堂は仏具屋さんが清掃の真っ最中であった。
本堂の束石が抜けたせいで沈み込む部分がある為、正面には立ち入り禁止の張り紙。業者の方に見ていただいたところ、もしまた次に大きな地震があると後ろ側へ倒壊する恐れがあるため、鋼材で支える応急措置を取っているとのこと。
また、裏の山が崩れないかとの不安を抱えての生活が続く。




⑤[安平町早来 光専寺]
25日。若院に応対していただく。
地震当日には把握していなかったお墓の倒壊、塀の傾きなど被害多数。建物と建物の繋ぎ部分に段差等あり。
業者の方によって修復された納骨堂は、仏具等は片付けられていたが、骨棚の屋根部分は手つかず。撥が骨棚の下に挟まって抜けない様子からも、地震の大きさが伺える。
ライフラインはかなり回復したが水道は濁りがあり、飲料水としては使用できない。飲み水は確保されているとのこと。
御門徒の方も地区によっては被害が大きく、既に転居された方が数件あるとのこと。




[足湯&喫茶のまとめ]
9/24に「むかわ町四季の館」の避難所にて「足湯&喫茶」のお手伝いをさせていただきました。
RSY(レスキューストックヤード)さんからお話をいただき、物品調達を「じゃがネット」で担当しFacebook上で参加者の募集も行いました。寺院関係者はお彼岸の、しかも祝日という事で厳しいだろうと思っていましたが、北海道教区第9組の組長(寺林)さんが仲間を連れて参加して下さいました。なので、寺院関係者は私を入れて3名でした。
参加者についてはRSY・JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)・とちぎボランティアネットワーク・東北大学の学生さん・札幌市立大学の先生と学生さん・じゃがネット絡みの面々で、以上のメンバーで活動しました。
はじめに自己紹介・物品の搬入・オリエンテーションから、足湯の研修会という流れで進みましたが、研修中にも滞在者の方々がみえられたので、そのまま足湯は始まりました。同時に喫茶コーナーも解説し、ドリップ珈琲や抹茶の提供は大変喜ばれました。こちらでの活動は10時〜15時頃まででした。
次に会場を「春日生活館(むかわ町)」に移し、同じく足湯&喫茶を開設。四季の館で東北大学と札幌市立大学の方々、組長は帰られましたが、こちらでは室蘭工業大学の学生さんと、北海道みらい弁護士事務所(室蘭市)の増川弁護士(札幌弁護士会所属)、そして正楽寺ご住職の金光さんが合流。同じように滞在されている方々と交流させていただきました。足湯の所感、若ければ若いほど有り難がられます(笑)冗談半分ですが、学生さんが大活躍でした。若い方々が頼もしい。
足湯の後は滞在者の方々と、静岡から加勢に来られてたお巡りさんと、皆で交流の時間を持たせていただきました。手作りのお萩と漬け物をいただき、ここでも「お寺さんしか飲めないお抹茶!」という、大いに誤解されるお茶が大人気でした。
※正楽寺さんが報恩講で使う予定の抹茶を供出していただいたので、盛って話したらこんな事に(笑)
この日が避難所の解散式という事で、皆がそれぞれの家に戻る事になるそうですが、1組のご夫婦だけ家に戻る事が出来ない状況にあるので、その方は生活館にとどまり、一応の管理人のような役割で滞在を続けるそうです。こちらの避難所の滞在者は全員が80代で、9名の方々が6日の地震発生日から今日まで、こちらで避難生活を送っていたそうです。家が近所なので行き来はしていたそうですが、ご苦労だったとお話されておりました。なお、震度3以上の地震があった時には、こちらに避難する事になっているそうで、避難場所自体はこれからも継続されるそうです。
帰り道、違う場所の公民館の屋内にテントが張られていました。大きな避難所のへ移動できない方々は、春日生活館のように身を寄せ合いながら生活を送られているのだろうと思うと、とても悩ましく思います。まだまだ歩みは始まったばかりですので、踏ん張っていきましょう!



近い日程での募集となりますが、ご協力いただけると有難いです?レスキューストックヤードさんの活動〈喫茶&足湯〉に参加致します。
日にち:2018年9月24日(月・祝)
場所:むかわ町四季の館避難所
日程①
10:00 現地集合
10:00〜11:30 足湯講習会
11:30〜12:30 休憩
12:30〜13:00 喫茶&足湯準備
13:00〜15:00 喫茶&足湯
15:00〜15:30 終了・片付け
日程②現在調整中
四季の館から車で15分ほどの自主避難所にて
16:00頃〜 喫茶&足湯(準備・開催)
18:00頃 終了・片付け
寺院関係者は秋のお彼岸真っ最中で、厳しいところかも知れませんが、ご本人・ご友人・ご近所さんなど、可能な方がおられましたら
ご参加ご協力を宜しくお願い致します!
なお足湯ですが、今のところ継続・活動地域を拡張して30日まで開催する予定です。手順(準備方法など)を覚えていただけると、他の避難所においても開催できます。日程全てでなくても、参加いただけるところで関わっていただくと次に繋がります!是非是非ご検討下さい(^^)/
参加の是非や詳細についての問い合わせは、コメントでもメッセージでも直接でもご連絡下さいませ?人数について、ご迷惑にならない人数でと思っております。主催者さんと相談しながらの募集です。ご理解ご協力を宜しくお願い致します?
※写真は2013年に開催された東本願寺主催のボランティア研修会での様子(こんなイメージかと)

9月21日に厚真町正樂寺様にて、本山から土肥参務・組織部粟津災害業務担当。北海道教務所から加藤次長。第9組から寺林組長・正楽寺金光住職・じゃがネット藤津出席のもと、胆振東部地震のこれまでの経過と現況の説明。それに対する本山の今後の対応について話し合いが行われました。
まず初めに土肥参務から20日・21日の2日間、今回の被災寺院に伺いお見舞い申し上げ、土砂災害の現場を視察されたこと、また地震発生からの本山・教務所の対応について説明を受けました。
今回の災害に遭われた方に寄り添うことの大切さを鑑み、土地勘に明るい北海道赴任経験者の宗務職員を派遣し、被災地からの要請にできる限り対処していきたい。また、じゃがネットの活動を通じて被災地の情報を把握出来たことが、本山と山形・仙台・奥羽教区との連携の速さにもつながり、継続的に関係を密にしていくことの大切さの必要性を感じている旨の説明がありました。
9組組長から18日に開催された組会の内容を踏まえて、被災寺院においては建物に限らず仏具においても御荘厳を整える為には、待ったなしの状況で修復していかなければならない現状があり、そのことを理解してほしい。また本山に対する納金等など、様々な配慮をお願いしたいとの要請を伝えました。
それに対し参務から、現在義援金の勧募を教区、並びに宗派が足並みをそろえて、出来るだけ早い対応を考えていること。また様々な事を視野に入れながら、手順をきちっと押さえ、過去における前例等を踏まえた形で応対していく旨の説明がありました。
正楽寺の御住職からは、二週間が過ぎ御門徒の方の状況を徐々にではあるが把握しつつあり、避難所生活の方。ペットがいる為避難所に入れず、テント生活をされている方。集荷場が機能せず、作物の収穫ができない農家の方。そんな中、お寺の再建といっても力の出ない状況であること。本堂だけでなく納骨堂も同じ様に被災しているので、近隣の御門徒はそれなりに考えていただけるとは思うが、先が見通せない状況を説明いただいた。
それに対して、現代のお寺が抱えている状況や、過疎化が進む中においておこったのが今回の震災であり、大変厳しい状況である事を本山に伝えますとの回答がありました。
じゃがネットからは本山や教務所との情報の共有と、長期にわたる活動が求められる可能性があり、息の長い支援をお願いしました。
参務から初動体制を確保していくために最低限の電源を確保するための整備や、宗派内におけるボランティアに対する助成制度を通じての支援等、説明がありました。
また、今回の災害に限らず一つひとつ積み重ねるような形ではあるが、災害に対する備えの必要性を認識しなければならない事。災害時には以外にもアナログが力を発揮すること。2次災害として発電機による一酸化炭素中毒による被害が出たことからも、減災に対する意識付けと備えの必要性を確認しました。

9月17日に厚真町の「ルーラルビレッジ」にて炊き出し交流を行いました。社協スタッフとの打ち合わせで「早ければ早いほどありがたい」との事で、広く募集はせず、近しいところで17名が集まり活動致しました。
同じ厚真町の正楽寺(金光住職)さんが救援拠点を引き受けていただき、物資の保管や活動準備をお寺で行い、車で10分ほど移動したところの「ルーラルビレッジ」内のボラセン前で炊き出しをしました。豚汁80食・ゴハン60食・お汁粉40食を提供し、各種飲み物を用意して喫茶コーナーも設けました。
13時の提供開始前から続々と住民の方々が。時間を少し早めて提供しました。お鍋やタッパーなどを持参されて家に持ち帰って食べる方が多かったように見受けられます。また、この日は天気に恵まれ暑い日ではありましたが、意外にもお汁粉が好評でした。ブルーシートを敷いてテーブル席も作りましたが、家族連れで食べて行かれた方もおりました。豚汁はほぼ完食。ゴハンなど残った食べ物は、夜の配給の際に使いたいとの事で預けてきました。
作って出すだけではなく、住民の方やボランティアの参加者など、その場に関わる様々な方々との交流(対話)を通して、楽しさも感じましたが、一方で被災地の今とこれからについて考えさせられた事もあります。
炊き出し交流は今後も継続して行っていきたいと思いますので、皆様のご協力を宜しくお願い致します!
お手伝いいただいた組内若院・若坊守さん、室蘭工業大学の学生さん、友人と家族、各種差し入れて下さった仲間たち、様々なサポートをして下さった方々に、この場を借りて感謝申し上げます

