ニュース等でご承知の事とは思いますが、安平町・厚真町・むかわ町の3町ではボランティア活動が活発化しております。折しも連休という事で、休暇を使って少しでも何か力になれればという思いで、ボランティアセンターに足を運ばれてる方も多いと思います。
しかしながら、それぞれ必要とされる装備を整えずに、身ひとつで行っても活動する事は出来ません。また、物品としての装備だけではなく「ボランティア活動保険」の事前加入もまた必須の装備です。
この保険は、住んでいる自治体の社会福祉協議会で加入する事が出来ます。
加入するプランによって補償額が違います。職員の方が親切に教えてくれますので、分からない事は聞いて下さい。
加入申込書に必要事項を記入します。個人でも団体でも加入する事が出来ます。私(岸田)は家族での活動を考えていたので、家族全員分の加入申し込みを致しました。加入者全員が立ち会わなくても、代表者が申し込み出来ます。「主な活動内容」は「災害ボランティア 主に炊き出し」と、「主な活動場所」は「安平町・厚真町・むかわ町」と記入しました。
お金を添えて申し込むと、緑色の加入カードを渡されます。活動するボランティアセンターで提示を求められたら、こちらのカードを見せて下さい。有効期限は加入日から1年間となっております。
改めて、様々なボランティア活動を検討されている方は、身の安全と家族の安心、そして一緒に活動する仲間の為にも、まず「ボランティア活動保険」の加入をオススメします。


安平町追分の法養寺さんで本日開催されます。会場となるご寺院も大きな被害を受けておりますが、地域に資する活動をされております。
お寺も近隣の仲間が継続してお手伝いに入られているようで、少しづつジワジワと前に進んでいる印象を受けます。
今後も応援します!!

12[千歳市 龍音寺]
安平町から車で1時間もかからない場所、北海道の空の玄関・新千歳空港が所在する町です。ここにあるお寺、龍音寺さんも被害を受けております。
空港が被害を受けた情報はマスコミにも取り上げられていますが、同じ自治体に所属する寺院も同様に大きな損害を被っています。しかしながら「千歳市」と名前があまり取り上げられないのが現状です。
若院さんからの報告でしたが、境内にある大きな石灯篭が倒壊・ズレが発生。本堂内の壁の各所に亀裂や浮いてしまった部分が多数。本堂・納骨堂において転倒し破損した仏具があったそうです。住宅内の食器が散乱した写真を拝見すると、当時の揺れの大きさが想像されます。なお、先の台風被害で境内の樹木にも影響があったそうで、総合的な被害は大きい事が見受けられます。
時間が経つにつれて被害が明らかになる事もあります。改めてそれぞれの状況の再確認も必要かも知れません。
〈写真協力〉
龍音寺さま
〈情報提供〉
龍音寺若院さま



⑫[むかわ町 本念寺]
むかわ町と合併した旧穂別町にあるお寺です。震災から1週間も経過しましたが、ようやくお伺いすることができました。周辺の道路もひび割れや段差の名残が見えますが、少しずつ修復が進んでいるようです。なお、安平町や厚真町へ抜ける道路は通行止めでした。
急なところ前坊守さんからお話を聞かせていただきました。本堂など建物の各所に亀裂やゆがみが生じた。本堂の玄関はまだガラスも入れられないし、立てつけがおかしくなっているので修復が必要。本堂の仏具も転倒や落下で破損したものが多い。特に納骨堂の被害が大きく、これからのことを考えると気が重たい。
お伺いする前にご住職とお話をさせていただきましたが、海側の寺院に比べればましな方だとはおっしゃっていましたが、実際に目にすると被害の大きさに差はないように思われました。
〈写真協力〉
北海道教務所さま



⑩[日高町 教王寺]
むかわ町の東に隣接する日高町の清畠にあるお寺です。
あまり報道されていませんが日高町では震度6弱を記録しており、震源に近い地域同様にインフラ被害が生じました。
住職に電話でお伺いしたところ、建物の内外に破損が生じ、本堂内の仏具の落下や損壊があったとのこと。前卓が落下するなど、大きな仏具が転倒・落下するほどの揺れが起こったことに恐怖を感じます。また長く通信障害が発生し、外部との連絡が取りにくかったそうで、小さなお子さんもおり、不安な日々であったことが想像に難くありません。
現在は電気・水道・通信ともに復旧しており、特に必要な物資もないとのことですが、まだ余震も続いているのでご注意いただきたいと思います。
〈写真協力〉
北海道教務所さま
〈情報提供〉
教王寺ご住職さま



⑪[日高町 東照寺]
震度6弱の揺れを記録した日高町の富川にあるお寺です。
こちらのお寺も建物にダメージを受け、本堂内の仏具も転倒し落下しています。ご本尊が大きく傾いていますが、揺れの大きさを物語ります。また特に納骨堂に大きな被害があり、中の仏具類が飛び出し散乱しています。
震源に近い地域の寺院に共通して、納骨堂被害があります。構造上やむを得ないのかもしれませんが、今後のことを考えると何らかの対策は必要になろうかと思います。
また、復旧に関しても、本堂等の仏具の扱いについては誰でもお願いという訳にもいかず、さらに納骨堂に関しては飛び出した仏具やお骨などの場所の把握は、寺族以外では難しく、また一般のボランティアにはお願いしにくいところでもあります。他の被災寺院同様、近隣の僧侶たちで助け合ったり専門の業者さんが片づけを行ってはいますが、復旧には時間がかかりそうです。
〈写真協力〉
北海道教務所さま
〈情報提供〉
教王寺さま



日高町は海寄りの門別地区と内陸の日高地区に分かれますが、先に紹介した教王寺さんと東照寺さんは門別地区のお寺です。
9/12現在も土砂災害の恐れがある為に避難指示・避難勧告が出ている地区もあります。
また、ボランティアセンターの立ち上げ等については不明です。
情報はどんどん更新されていきますので、ご確認いただければと思います。

被災寺院2ヶ寺(安平町早来 光専寺・安平町遠浅 昭徳寺)からの情報として、今のところ飲み水を含む物資は足りているとの事です。
また、安平町内に関しては下記にリンクを貼ってありますので、状況把握の参考にしていただければと思います。