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12月の公開講座(東本願寺会館報恩講)【終了】

  • 日時12月18日(水) 13時~15時30分
  • 講師黒萩 昌 氏(蘭越町 法誓寺住職)
  • 講題「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」

去る7月、広島県呉市で16歳の少女の遺体が発見されました。そしてまもなく、16~21歳の男女7名が死体遺棄、強盗殺人、監禁、窃盗の容疑で逮捕・送検されました。

 男女7名は車の中で、被害者少女に暴行を加え、「このまま帰したら警察に訴えられる。帰すわけにはいかない」と、車外でさらに暴行を加え、最後は少女の所持していた現金やキャッシュカードを強奪した上、首を絞めて殺害してしまいました。

 人間はひとたび歯止めがきかなくなった時、ここまで行き着くものなのかと暗く重いものを感じた事件でありました。

 この少年少女たちに、「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」という罪業深き人間のあやうさを教える大人が、一人でもそばに居たならば、結果は随分違っていたのではないかとも思います。

 私たち真宗門徒は、この事件から何を問われているのでしょうか。『歎異抄』第十三章にたずねてまいりたいと思います。

[ 2013.12.03 ]