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8月の公開講座【終了】

  • 日時8月24日(月) 18時~20時
  • 講師磯石 靖克 氏(第4組 靜正寺住職)
  • 講題仏心というは大慈悲これなり

私が専修学院に在学中に、まだ日本語があまり話せないブラジルの方が同じ班にいました。ある時、院長先生の講義を受けた後の座談会で、慈悲について話し合いがされました。みんながたどたどしい英語で通訳しながら「慈悲とはlove」つまり「愛」の事であるという具合に座談が進められました。
 その時は私もその言葉が一番適切な訳だと思いましたが、本当に慈悲とは「愛」という言葉に置き換えて良いのか疑問にも思いました。
 愛という言葉は様々な場面で見たり聞いたりする言葉ですが、慈悲という言葉は日常ではあまり使う場面がありません。仏教で説かれている慈悲という言葉を、日常で使う「愛」という言葉に置き換えるのは全くの間違いではないと思いますが、重なる部分とそうでない部分とがあるようにも思われます。
 『観無量寿経』には「仏心というは大慈悲これなり」とあります。慈悲ということから仏さまのお心をたずねてみたいと思います。

[ 2015.08.04 ]