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10月の公開講座【終了】

  • 日時10月27日(木) 18時~20時
  • 講師松澤 正樹 氏(第13組 智惠光寺)
  • 講題「歎異ということ」

『歎異抄』の「歎異」は「異なることを歎く」と読む(前序)。
 しかし、これはもう何年も前のことだが、ある研修会で『歎異抄』について講義をされた先生が、一貫して「歎かれる」という言葉をお使いになり、一度も「歎く」と言われなかったことに驚きを感じたことがあった。その時の驚きはただ漠然とした、混沌としたものであって、いまもそのことが自分のなかではっきりとしたわけではない。しかし、『歎異抄』を拝読する大切な視点(視点という表現は適切でないかもしれない)をいただいたように思う。
 親鸞聖人は師法然上人から「如来よりたまわりたる信心」というお言葉をいただき(後序)、ご自身も使われている(第六章)。本講座では、このお言葉を手がかりとして、「歎く=歎かれる」という一見相矛盾するようなところに、真実信心をたずねていきたい。

[ 2016.10.05 ]