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今年も東本願寺会館の報恩講をお迎えする時季となりました。報恩講に拝読される蓮如上人、御俗姓の中に「毎年の例時として、一七ヶ日のあいだ、形のごとく報恩謝徳のために、無二の勤行をいたすところなり。」とあります。何か最近、「毎年の例時として」というお言葉が非常に意味あるお言葉として思われます。例時とは日本国語大辞典によると、常の決まりの時刻ということであります。私たちの先達が何があっても、常の決まりとして受け継いで勤めて下さり、今、私達も勤めさせて頂く御仏事、報恩講のお心を今一度、確かめさせて頂きたいと思います。
[ 2017.12.05 ]