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3月の公開講座【終了】

  • 日時3月24日(金) 18時~20時
  • 講師両瀬 渉 氏(好蔵寺住職、旭川医科大学非常勤講師)
  • 講題病むこと、生きること

―善悪のふたつ総じてもって存知せざるなりー

「健康」であることは、大切で尊いことであり、人々は健康を願います。健康は、私たちにとって「善」なることと思っています。一方、「病気」になることは誰も望んではいませんし、様々な不幸を招いてしまいます。私たちにとって「悪」なることと思っています。
ところで末期がんなどの重篤な病気の人は、死の不安をかかえながら「生と死のはざま」に身を置いて苦悩されています。誰にとっても病気になるという可能性がある以上、この苦悩はすべての人々の課題でもあります。私たちの人生において病気や死は、単に不幸な「悪」なるできごとなのでしょうか。
日頃、医師や看護師を目指している学生とともに学んでいることの一端を紹介しながら、宗祖の「善悪のふたつ総じてもって存知せざるなり」という言葉の意味を、あらためて問い直してみたいと思います。

[ 2017.03.03 ]