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ハンセン病問題班③

2月25日(木)15時より、ハンセン病問題班第3回実行委員会が教務所とWebにて開催されました。

今回はETVで以前放送された小笠原登医師の特集「らいは不治にあらず〜ハンセン病 隔離に抗った医師の記録」を観た後、座談が行われました。

小笠原氏は、永年に亘り患者を直接診てきた経験から、らい菌は感染力が非常に弱く、体質に異常がある人のみ発病することを見抜き、当時ハンセン病に対する①遺伝病である②強烈な感染力をもつ③不治の病であるという3つの迷信をもとに作られた国策や社会に抗い、生涯をかけてハンセン病患者に寄り添った人物であったことを学びました。

座談では、メディアリテラシーの重要性が話題に上がりました。ハンセン病について学ぶ時、発信される情報にも受け取る側にも少なからず偏りが生じます。その際、起こった出来事や人物の良し悪しに言及するのではなく、私たちがどこに立って物事をみているのか確かめ、ハンセン病問題の歴史から私自身の何が問われているのかを注意して学んでいくことが重要であるということが確認されました。

最後に今回の学びを通して感じたのは、今回のような視聴学習や資料等を通した学びも大切だけれども、やはり実際に人と会って触れ合うことがなければ机上の空論や言葉遊びに終始してしまうということでした。しかし、このコロナ禍の状況ではそれもままなりません。一刻も早い収束を願い、報告と致します。
(報告者 圓淨和之)

[ 2021.03.03 ] ハンセン病問題班