親鸞Web | 真宗大谷派 北海道教区 教化本部のホームページ

青年研修部会⑥

2021年6月8日(火)、青年研修部会の第6回実行委員会がウェブ会議にて開催されました。

当会議は通常の協議を目的とするものではなく、部会内学習会として開かれたことです。御講師には18年間に渡り、教区の青少年教化に携われた阿部信人先生(第1組安樂寺)をお迎えし、「私にとっての青少年教化とは?」という講題のもと、お話を聞かせて頂きました。

まず初めに、圓谷幹事より「部会内学習会ではあるけれども、ただ講義を聞くということだけではなく、一人ひとりが課題を見つけてもらいたい」というご挨拶があり学習会が始まりました。

講義では「青少年教化とは青少年のみに限定した特別な教化ということではありません」という言葉を切り口に、教化において何が大事なのかということをこれまでの経験を振り返りながら丁寧にお話してくださいました。その中で特に「教化の主体は如来である」ということを2つの視座をもって展開され、1つは教化の場を開く中でテーマを決めることがあるけれども、答えをもって関わっていないだろうかという問いかけでありました。答えを握りしめていくことのあやうさを教えられながら、テーマを設定していくことの難しさと問いに立つことの大切さというものを感じました。

そして、もう1つは教化の場に私がどう関わっているのかということを挙げられました。以前、先生ご自身が「つながり」というテーマのもとで子ども会に参加した際、ある女の子が「つながり」と言って手を握ってくれたそうです。その出来事を通して教えてあげようという教化者意識で関わっていた自分が恥ずかしかったと話されました。先生の実体験のお話を聞かせてもらいながら、改めて教化の場というのは無数の人との出会いや言葉を通して、自己に執着する在り方を見つめ、私自身が育てられていく場であったということを教えて頂きました。

講義後の座談会では「スタッフだから研修会の声かけをしている自分は一体どこを向いて生きていたんだろうか」、「座談の司会をする時に真宗的な会話になってないとそわそわすることがある。自分が握っている答えに向かわせようとしている私であった」等の意見があり、頂いた課題をそれぞれが表現していました。一人ひとりが講義を受けての感想を述べながら、最後に秦部会長から「今日頂いた課題を抱えながら、残り2年間を大事に関わって欲しい」という言葉で第6回実行委員会が閉会されました。

また、学習会後には次年度から始まる新規事業の名称について協議されました。オンラインでのみ行う青年会ということが一目で分かり、尚且つインパクトがあるものを…ということを念頭にアイディアを出し合いました。その協議の結果、「おんぽう~オンライン青年法座~」という名に決定したことを報告させて頂きます。

次年度の最初の会議は7月7日(水)開催ということで、また気持ちを新たに青年特伝の声かけから初めて参りたいと思います。

(報告者:山本了)

[ 2021.06.10 ] 青年研修部会