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第33回政教分離訴訟全国交流集会

6月19日13時より、「第33回政教分離訴訟全国交流集会」がウェブ上にて開催されました。本集会は、全国各地において展開される政教分離に関する訴訟に携わる弁護団や原告、支援者らが年に一度集い、交流しつつ勉強の機会を持とうという願いから始まったものです。全国を回り順で開催しているということで、本年は北海道が当番になったこともあり(コロナにより中止した昨年からスライド)、「政教分離を守る北海道集会」主催者が事務局を務められました。

講演では国際基督教大学名誉教授の笹川紀勝氏より、「日本の歴史における政教分離の位置と意義」と題したお話がありました。笹川氏は驚くほど大部にして緻密な資料を提供くださり、その重要なポイントのみをピックアップしてお話くださいました。内容については割愛しますが、世界の歴史を比較しながら概観してみても、政教分離ということが実に根深い課題として人類に問いかけていることを感じました。笹川氏は最後に、「権力に譲らないものが信仰者にあることが肝心である」と仰られましたが、どこまでも種々雑多な問題を全て外に見て、自身(内側)には問題ないと勘違いしてしまう私の姿を照らし出されたことです。

また、講演後には各地で開かれている政教分離に関する訴訟の報告が弁護士の先生・事務局双方から発表されました。正直に言うと難解な法律用語にただただ圧倒されていたのですが、問題の一つ一つと丁寧に向き合い、問い続ける姿勢に熱を感じたことです。

来年は京都での開催も決定しましたので、ご興味のある方はお問い合わせいただければ幸いです。

(報告者  足利智文)

[ 2021.06.24 ] 靖国問題研究部会