靖国問題研究部会②
去る12月9日午後3時より、今年度2回目の靖国問題研究部会実行委員会をウェブ会議にて開催した。
まず、2021年度宗教者懇談会の日程が来年の3月9日に決定した。コロナの影響もあり延期となっていたので、感染がこれ以上ひどくならず開催できるように願いたい。
次に、研究部会内においての現地視察の日程と内容について検討した。場所は鹿児島県の「知覧特攻平和会館」に行く予定である。第2次世界大戦の沖縄戦において爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりをし攻撃をした、攻撃隊員たちの遺品や関係資料などが展示されている。コロナの影響を考えてだが、こういった機会がない限り足を運ぶことはなかったと思うので、ぜひ現地に赴いて資料を目にしたり話を聞いたりして、戦時中の歴史に触れてみたい。
さらに、事前に部会長より戦時中の年表が資料として配られ、今回の会議までに各部員がそれぞれ興味関心のある部分を調査抜粋し、発表をすることになっていた。各個人の発表ごとに、部会長から補足がなされた。
今回の発表を通して、部会長である足利さん自身が「私も知らないことがたくさんありました」という言葉に勇気をもらった。知らないことを知らないということ。また疑問に思った部分を明らかにし研究する。そういった部会長の探求心に、改めて自分自身の学びに対する姿勢が問われ、心を動かされた。
次回の会議は北海道教務所での集会型で開催される予定である。宗教者懇談会に向けての役割、靖国問題研究部会の総決算の方向性。コロナによってまた状況が変わってくるかもしれないが、準備をしていきたい。
(報告者 奥田隆道)