研修部会①

7月15日(金)14時より2022年度第1回実行委員会を集会とウェブの併用で実施いたしました。

当部会では、今年度、新任教師研修会・得度研修会・公開学習会「是旃陀羅」差別問題・同朋教化を考える懇談会・教化伝道研修会・新任住職研修会兼帰敬式伝達講習の6事業を実施する予定です。それに向けて、真宗同朋会運動以降、教区が保持し続けてきた「教区教化は教区人の手で」という願いを確かめつつ、「学びの出発点」という活動テーマのもと取り組んでまいります。

自己がはじめて問題になることが真宗の学びであります。

真に悩むべき課題が見つかったことが出発点であります

(巖城孝憲氏 第13期北海道教学研究所研究レポート『落在』発刊のあいさつ

上記の言辞に、自分がどう歩み出すのかということではなく、その出発点に立てているのかどうかが問題であると知らされます。昨年度に実施した各研修会を通して課題となったことは、教法をひろめ、儀式を執行する教師としての「自らの立ち位置」でありました。つまり、自分は今、どこに立って生きているのかということです。今期最終年度の活動では、私たち部会員一人ひとりが、真宗を学ぶ者のスタート地点に立つとは如何なることかを吟味しつつ、改めて先人の歩みに聞き、教区教化の場の創造に力を尽くしてまいりたいと存じます。

(報告者:鳥毛浄生)

[ 2022.07.21 ] 研修部会