2011.01.17
兵庫県南部地神救援連絡拠点「真宗大谷派ネットワーク朋」(代表:五百井正浩氏)では、阪神淡路大震災から16年、17回忌を迎える2011年1月17日に向けて、「被災地からのメッセージ」と「伝道ポスター」を作成しました。
宗派から年末に全寺院に発送された郵便物の中にメッセージ、ポスターが同封されていますので、ご一読いただき、ポスターについても掲示くださいますようお願いいたします。
【伝道ポスター】
へたったら あかん
つながりは力や
悲しみと怒りの中で あの日から十六年
【被災地からのメッセージ(抜粋)】
大切な人を亡くし、なぜ私だけ生き残ったのだろうと自責の念を払うことができないままの人がいます。またある人は、あまりの衝撃の強さゆえ悲しみそのものを自らの中に閉じ込めたままこの16年間を生き続けてきました。(中略) あらためて死者達の沈黙の声に耳を傾け、生き残った震災体験者一人ひとりのつぶやきに向き合いながら、被災地以外の寺院でも阪神淡路大震災追弔法要(会)をお勤めしていただきたいと願っております。(中略) 死者への眼差しを向け続けるとともに、死者からの眼差しに耳を澄まし、眼をみはることが今を生きる者の務めである