2011.02.24
【京都新聞】より
4月1日に祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)で開幕する「都をどり」で、法然と親鸞の御遠忌に合わせて知恩院と西本願寺、東本願寺が舞台に登場します。
都をどりは今年で139回目。年々の話題に合わせて京の名所を選び、舞台を構成する。親鸞700回遠忌だった50年前には「京舞扇八景」の演題で、東本願寺の御影堂門前を背景にした「浄土和讃」、西本願寺の飛雲閣を舞台にした「御法の雪」が披露された。
今回の演題は「春花京都名所尽」(全八景)。梅の花が咲く飛雲閣、東本願寺渉成園の紅葉のほか、法然と親鸞が修行した比叡山を眺める冬の円通寺も舞台となる。フィナーレは知恩院の山桜を背景に芸舞妓約60人が舞う。