2011.03.19
3月17日、19歳以下の青少年を対象とした北海道教区の御遠忌讃仰事業「U-19親鸞への旅」の実施を中止しました。
当事業は、「宗祖親鸞聖人に遇う」を願いに70名を超える参加者と北海道から真宗本廟(東本願寺)を目指して旅をする事業であり、実に多くの方々の惜しみないご尽力をいただき、実施を目前とした中でありました。
しかし、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、壊滅的な被害を与える大津波をもたらし、原子力発電所の事故は終息の気配を見せません。
保護者や生徒を預かる学校からも、このような状況の中で子どもたちを送り出すことはできないとの声も上がりました。
空路に切り替えることも含め、深夜に至るまで協議を重ねたか結果、自分の家族を送り出す保護者の思いや安全性を完全に保証することができないことから中止の判断をいたしました。
なお、震災が提起する課題も踏まえながら、研修内容を見直し、来春を目途に再び19歳以下の青少年を対象とした事業を企画立案し、今回の参加者を中心に呼びかけていく予定です。
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