2011.04.15
同朋ネットメールニュース【4月8日版】
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東京教区「同朋社会推進ネットワーク」発
大震災ニュース・転送歓迎・情報募集中
■東京教区:同朋ネットより
☆同朋社会推進ネットワークの特設HPができました。
「被災地の写真」や「リンク」などがあります。
http://www1.ttcn.ne.jp/honmyouji/doubou-n
※写真は義援金募集などにご活用ください。
☆「東京教区」の支援活動にご協力ください。
活動内容は「被災地ボランティア」と「救援物資募集」です。
・「被災地ボランティア」は下記の通りです。
①4月11日~(3日間) 陸前高田・後片付け(募集終了) ②4月20日~(2日間) 石巻市・炊き出し(茨城一組の企画運営) ③4月20日~(3日間) 陸前高田・後片付け(募集中) ④4月25日~(3日間) 被災地にて(募集中) ※②~④の教区内ボランティアを募集します。
dobo
jcom.home.ne.jp まで。
・「救援物資」を、4月19日必着にて募集中です。
「コミックス」「お菓子(甘いもの)」を真宗会館まで。
177-0032練馬区谷原1-3-7(真宗会館救援物資係) 電話03-5393-0810
■被災地訪問記
※下記の報告は、①③などで東京教区が訪問する場所です。
じっくりとお読みください。(同朋ネット)
☆仙台教務所:○○○○さんより
先日、陸前高田の寺院の撤去作業(言葉が不適切かもしれませんが)に四人で行ってきました。
寺院周辺は津波で何もありません。コンクリートや鉄筋の建物が少々残っていますが、その屋上にも瓦礫があります。車を停めた学校もかなり高台ですが、校舎の一階まで津波の形跡がありました。正直想像を越えています。
お寺へ向かいましたが周りに何もないので少し迷いました。基礎とお寺の手すりを発見し、ここに庫裏や本堂が建立されていたことが分かりました。
梵鐘とお地蔵さんだけが現場に残っておりますが、ほとんどは五十メートル東側に流されており、作業は広域に渡ります。自分の身長ほどの瓦礫を一つひとつ退けると勤行本や片衣、御厨子などが少し出てきましたが、本尊は中々見つからず、時間だけが過ぎていきました。
途中、副住職と息子さん、親戚の方が見えられたのでお話を伺うと、「全てなくなっちゃったよ」との苦笑いされた姿に、何も言葉を返せませんでした。自分の無力さが歯痒かったです。
作業はかなり広範囲です(大きくエリアを分けると2箇所になります)人力のみですと、やれないことはないと思いますが限界があります。チェーンソーやゴーグル、丈夫な安全靴が必要です。
体力・精神共にかなり辛いです。(作業が嫌という意味ではなく) はじめて見た息子さんの後ろ姿を見て、優しかったお母さんの分まで生きてほしいと願い、岐路に着きました。
11日から加勢に来てくださる皆様、どうかよろしくお願いします。副住職と息子さんも手伝ってくれるそうです。皆様と今できることを一緒にしたいです。助けにならないかもしれませんが、考えるよりも動きたいのです。
風呂に入り、ビールを飲みながら、落ちていたアルバムのことを思い出していました。できる限りアルバムを拾って届けましたが、思い出さえも流されてしまった方々のことを考えていたら、二度目の地震に遭遇しました。貯水タンクと自証高級プラズマテレビがヤラれました。また断水生活です。
本日、お西の震災応援ネットの方が来られて、「人員・物資・輸送手段・宿泊場所(食事含)、全てそろえてあります。この際、宗派を超えて一緒に活動していきたいです」とのお話をいただきました。