2011.07.26
北海道教区では、青少年研修センターで7月24日から8月1日まで福島県の子どもたちを受け入れています。
これは、超宗派で結成されている「原子力行政を問い直す宗教者の会」が、原子力発電所事故の影響で放射線への不安を抱える子どもたちに、夏休みの間、北海道でのびのび過ごしてもらおうと企画したものです。今回は、園児を中心にその保護者など合わせて約90名が滞在されています。
「北海道夏休み 合宿・グループ御招待プロジェクト」と名付けられたこの企画に、大谷派が賛同したことで、北海道教区にセンター利用の依頼があり、実現したものです。
教区内から集まったボランティアスタッフは、お盆前の忙しい合間をぬって受け入れの準備をしてくださいました。また、教区内の寺院からは子どもたちに食べてもらおうとメロンやスイカなどたくさんの差し入れをいただき、これには子どもたちも大喜びでした。
期間中子どもたちは、サッカー観戦や旭山動物園を訪れるなど様々な企画が予定されています。
久しぶりに外でのびのびと思いきり遊ぶことができ、子どもたちの顔には喜びがあふれていました。