2018.10.02
10月1日、旭川別院において差別問題研究部会主催による公開研修会『旭川で「北海道」命名150年を考える』が開催されました。台風の心配もあり開催が危ぶまれましたが、講師の檜皮瑞樹氏(東京経済大学資料室嘱託)も無事に来道され開催することが出来ました。
檜皮氏は様々な資料に基づき、19世紀の蝦夷地統治施策の流れや、北海道150年で注目されている松浦武四郎について自身の思いを語っていただきました。また後半には今回の開催地である旭川におけるアイヌ給与地問題にも触れられ、北海道に住みながらも目を向けることのない歴史的事実を学ばせていただきました。
講義後には講師を交えディスカッション。講義の確認や普段の疑問などが語り合われました。
10/2の2日目はフィールドスタディとして旭川市内にある「川村カ子ト記念館」を訪れる予定です。