2019.05.04
先日、青森県松丘保養園の観桜会に出席をさせていただきました。
門より園にたどり着くまでの間にある樹齢100年超えの桜のトンネルは「百年桜」と呼ばれており、世間の差別に阻まれ故郷に帰れなかった回復者達が植えたソメイヨシノが来園する方を出迎えてくれます。
会場には後遺症の重い方や車椅子の回復者も多数参加され、市長や市の福祉課の職員、療養所の元職員など園の内外から集まり、開始時には7割ほど席が埋まっていました。
余興では落語や近所の小学生によるリコーダー演奏と合唱。また回復者のみなさんのカラオケ大会が行われました。
保養園の1年で1番多くの人が集まる行事ということで、1人でも多くの方にハンセン病の歴史を考えてもらう大事な機会として毎年開催されています。