2020.11.26
10月29日、差別問題研究部会はWEB会議を行いました。
当日は、教化本部長を迎え、部会員全員と共に今後3年間の活動について課題の共有をはかりました。当部会は、真宗大谷派における「開教」とアイヌ民族差別問題を学ぶための「学習テキスト」を作成することを目的としています。可能な限り顔を合わせて議論をし、充実した内容のものに仕上げていきたいとの思いは共通しているものの、現在の厳しい状況の中ではWEB会議という方法の中でよりベターな作業を行えるよう考慮中です。
WEB会議は通信環境が整ってさえいれば、ほぼ通常の形で部会内でのコミュニケーションがとれます。しかし、目下の悩みの一つが、「学習テキスト」作成において必須の各種資料を所蔵する北海道教務所へ出向くことが困難であることです。この点を受けて、今後は教団において各種資料のデジタル化を進めていく必要があるのかもしれません。また、教化本部発信の教化活動をどうおこなっていくべきか、関係部門と連携を取りながら探っていきたいと思っています。
(部会長 澁谷真明)