2020.12.04
11月26日、第8期教化本部少年研修部会の第一回実行委員会がweb会議にて開催されました。
委員会ではまず、教化本部長の挨拶の中で第8期教化本部の願いを聞かせていただき、また、教化ということをそれぞれに確かめさせていただきました。そして、その願いの中で遂行されていく今年度の教化指針や教化事業計画、今後の様々な検討事項が確認されました。
第8期教化本部の願いの1つに、水平な関係性で仕事をしていこうということがありました。その願いを確かめさせていただいた際に思ったことがあります。私自身が子どもと関わる中に、時として言うことを聞かせようとしてしまう傲慢な自らの姿を思い知らされることがありますが、しかし、当部会の研修事業はすべて、実行委員同士だけではなく、子どもたちとともに作り上げていくものです。そこには、どこまでも子どもたちと水平な関係性の中で築かれた少年研修部会の歴史があることを思います。
また、教化本部長は子どものことを一貫して小さな人と呼んでいました。私たちにおいて何よりも大切なことは、自坊のお参り先にいるその小さな人とともにお念仏申すことであると言われました。
当部会の研修事業のすべてが、私自身にとって、自坊のお参り先の小さな人とともにお念仏申すことに繋がっていくということを意識し、丁寧に勤めてまいりたいと思います。小さな人とともにお念仏を申しながら、本当に大切なことを聞き尋ねていく歩みをしていきたいと願います。
(報告者 金倉翔央)