2021.03.18
3月12日、「2020年度新任住職研修会(併催:帰敬式伝達講習会)」の事前会議が北海道教務所(zoomによるリモートでの出席者含む)で開催されました。
昨年度の研修会が中止となり、今年度の開催に向けては未だに続くコロナ禍に模索しながら部会内でも検討し、話し合ってきました。例年通りの内容では開催が困難という結果に至り、今までの形式とは異なった案をもとに、今回の事前会議では講師2名、助言指導2名の先生方と関係スタッフによる最終確認となりました。
研修会チーフがまとめられた「開催案」をもとに一つ一つの内容を丁寧にチェックしながら進行できたと思います。開催案内に掲載する「呼びかけ文」については複数の意見が出され、あらためて「住職とは何か」を考えさせられました。
今年度の開催は感染症対策のため、5月12日~13日の一泊二日に短縮し、宿泊も集団での密を避けるため各自ホテル又は通いにしてもらう等、他にも対策を踏まえた内容に変更しました。また、再び感染が拡大した場合のリモートでの研修会も第2案として準備しておくことが必要となりました。
会議の終盤に印象的な問いかけがありました。このコロナ禍において世の中ではリモートワーク等の導入によりデジタル化が急速に進みつつあります。
作業も楽になりコスト削減等の良い反面、素早く簡単に処理されることに呆気なささえ感じることもあります。また、便利が追及される中、長年、アナログ主流でやってきた世代にとってはデジタル化の進化にどこまでついていけるか不安になります。
便利なものも使いこなせなければ不便でしかありません。若い世代にとっては理解し難いかも知れませんが、私もどちらかというとアナログ世代なので共感できるものがありました。
(実行委員 平 祐紀)