2021.04.30
第5回目の同朋教化部門企画部会実行委員会は、2021年4月26日(月)15時より開催されました。
前回に引き続き、元気いっぱいで全員揃って行うことができました。
はじめの池浦良敬幹事の挨拶では、今後の企画部会の方向性に触れられ、各人日頃の生活で思うことや悩んでいることを述べ合い、そのことを丁寧に掘り下げていく部会にしたいと押さえていただきました。
次年度予算の確認では、佐々木香織部会長より詳細について教えていただきました。
ご門徒が負担してくださった多額の財源を大切にし、しっかりと務めなければと、身が引き締まる思いをしました。
次年度に向けての座談ではざまざまな意見が出されました。長年お寺の支えとなってきた婦人会の会員が減少し、これまでのお寺の形がこれから間違いなく変化してくことへの不安が多く出されました。
しかし、その不安への対策についての議論という方向にはならず、不安の中からさまざまな疑問が出てきたことに意義深いものを感じました。
冒頭の池浦幹事挨拶の促しもあり、他にもお寺での問題や悩みについて語り合いができました。
「そもそもお念仏ってなんだろう」・「あらためて南無阿弥陀仏を問うべき」、このことは皆興味があるはず。
しかし、求めることを諦めてしまっている。
せっかく慶讃法要に遇わせてもらうのだから、ちゃんとたずねていきたい。
座談は大切に思います。相手の声を聞き、自ら語ることで何となくボヤケていた問題が鮮明になることを教えられます。
最後に、5月24日(月)は企画部会公開講座、「世襲を通して寺院の未来を考える」が開催されます。
講師は戸次公正先生です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止等、諸般の事情で先生のご自坊からオンライン配信となります。
お申込みは教務所まで。皆さまのご参加をお待ちしております。
(報告者:佐々木 順道)