2021.05.07
2021年4月16日(金)第5回常任本部会が北海道教務所にてウェブ併用で開催されました。
協議内容は駐在教導・各部門幹事・社会問題研究部会・広報からの報告に引き続き、教化委員長会議に向けての話し合い、教化テーマについての検討、意見交換がなされました。
コロナ禍で様々なことが手探りでスタートした初年度でありましたが、各部会・班においては部会長・班長さんを中心に実行委員会や事前会議での協議、検討のもと事業を止めることなく実施する方向で丁寧に取り組んでいただきました。既に各寺へ送付されておりますご案内の通り、5月はこれまで進めてきた準備を経て、各教化事業がいよいよ開催される運びとなっております。
またこの度の会議は教化委員長会議の協議内容に関連して、新たな教化テーマについても中心議題として検討、意見交換がなされ、具体的な策定作業の場となりました。当初、寺澤本部長の願いとして本部員全体で検討していくという意向でありましたが、コロナの影響により各部会が事業実施の工夫、取り組みにより多くの時間を要することを鑑み、この常任本部会において具体的な協議が進められたことです。
これまでの教区教化テーマの変遷や決定のプロセスを確認したうえで、新テーマについての本部長からの発案と協議・検討の後、今後の報告や発表までの手順について話し合われました。今期の本部発足にあたっての大切な課題でもありました教化テーマについて、一つの方向性が明確になったように思います。
その時々で表現されてきた教化テーマですが、各お寺の現場に通じ、共有される願いや課題であると教えられます。北海道教区はその言葉に込められた願いを大切な課題としながら教化事業を実施してきたことです。教化テーマはおのずと各事業に通底する願いとして一つの柱となっていくのだと考えさせられます。教化テーマをもって、一人一人がそのことを課題として感じ、教えられていくことの大切さをあらためて思います。
新テーマは5月7日の教化委員長会議、また6月の教区教化委員会での報告・説明を経て公表されます。
(総務 前田 瑞人)