2021.06.14
去る6月5日(土)、第5組 光臺寺様にて青年特伝が開催されました。この度の青年特伝は、集会型とオンラインによる併催の形で開催されましたが、結果的にはオンラインの参加者のみでの開催となりました。
光臺寺様では、以前からオンライン法座の取り組みが行われており、この度はそのオンライン法座を青年特伝という形で開催して頂きました。開催の呼びかけには、SNSやWEBサイト等も活用され、御門徒の方のみならず本州などから22名の方にご参加を頂きました。
御法話は、これまでのオンライン法座で行ってきた形にしたがい、御講師の先生と光臺寺様の若院さんが一席ずつお話しする形で行われました。御講師には、第16組 圓滿寺の御住職である山本了氏をお迎えし、「我執」という言葉から、教えに照らされた自分の姿という点を丁寧にお話し頂きました。特に「仏教というのは、いつでも自分のことは自分が一番分かっているという「無明」の迷いを教える」というお話しから、大切な問いかけを頂いたことであります。
また若院である秋山智氏より、「仏教って何ですか?」という問いかけのもと、ご自身の受け止めをお話し頂きました。教えに照らされた姿を「真実ならざる私」という言葉で押さえられ、そのことを「慢」と「名利心」という点からお話し頂いたことであります。
日程終了後に、参加者の方が自由に残れるようミーティングルームを30分ほど開けておいたため、残ってくださった参加者の声を少しだけ聞くことができました。
(報告者 : 秦 智秀)