2021.09.19
2021年9月14日(火)、R-20の集いの第二回事前会議がオンラインで開催されました。前回の会議で今年度のR-20の集いは会場参加とWEB参加の併催を目指し、感染状況が悪化すればWEB参加のみに切り替えることに決定していました。その新たな形式での開催に向けて必要なことを検討しました。
まず、前回決定した日程と、仮作成した開催案内のチラシを確認し、昨年度の反省を踏まえながら、WEB併催の問題点、会場参加中止の判断やその時期についてなど、一つ一つのことを丁寧に協議しました。
次にテーマについて各実行委員が考えてきた案を出し合い、今年度のテーマは「つながり」に決定しました。実行委員それぞれの生活の現場において、また昨今のコロナ禍の状況において、人と人との関係ということが共通して挙げられたテーマでありました。関係を生きていながら自分の都合の善し悪しが中心で、一番身近な家族とも分かり合えない孤独が一同共感することでありました。「ともに」や「認め合おう」ということは簡単に言えますが、現実につながっていけないのが私たちの姿ではないだろうか。それでは仏が願われた世界とはどういうものかということが話し合われました。その中で改めて「つながり」というテーマでお話を聞かせていただきたいということに決定しました。
最後にそれぞれの担当・役割を決定しました。
今年度はできる限り集会での開催の可能性を残すこととしました。集会を考えず初めからWEBのみでの開催に絞ることは楽な選択でありますが、部会内で協議し併催に決定したことであります。それは参加者からの集会で参加したいという声が多かったことや、実行委員それぞれが「場」や「人」を通して大事なことを教えられてきたからだと思います。今までの形が通用しなくなり、事業の開催方法に頭を抱えてばかりですが、教化の場を開いていくということや聞法とはどういうことかを考えていかなければならないのだと感じました。
(報告者:吉田 隆徳)