2021.10.08
2021年10月4日、Webにて第3回実行委員会を開催した。
~『真宗大谷派北海道開教150年学習テキスト』の内容検討について~
アイヌ民族と北海道開拓・開教との関連について、どこまでも事実で語り、それを明確化することを再確認し学習テキスト作成は、つまるところ執筆する部員たちの「総合知」にかかっている。各自が出来る範囲で、受け持ち部分に関する書籍や文献の収集に全力を傾けていくことを申し合わせた。
(渋谷 真明)
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2021年10月7日、Webにて第4回実行委員会を開催した。
~『真宗大谷派北海道開教150年学習テキスト』の内容検討について~
近現代150年の歴史をどう見るか。つまり、その歴史観の基準は、そこに関わったあらゆる人びとは、共に念仏に救われる者であるということ。まずは、支配者の歴史観である「正史」に対する「民衆史」を意識すること。と同時に、そこに止まらぬ、人間存在の宿業を照らし出す如来の見地を仰ぎながら作業を進めていくことを確認する。また、各自の発表にあたり、「自分の考察が不十分だ」という声が、部会員よりしばしば漏れる。今回の学習テキストでは、各自の考察を前面に出すというよりも、各自の考察に立った「具体的なエピソードを盛り込んだ歴史の物語」を記述していくことが優先されなければならない。歴史とは、過去のできごとと、現在の私たちの問題との合わせ鏡であるということも確認する。
(渋谷 真明)