2021.12.06
去る11月9日(火)に、青少年教化担当者研修会の第2回事前会議が教務所での集会とWEBを併用して開催されました。
この度の会議では、前回の事前会議での協議内容を確認した上で、当研修会の企画・日程案の協議を行いました。現在、新型コロナウイルスの影響により、ほとんどの組や別院において青少年教化事業が延期・中止されている中で、今年度の当研修会はどのような開催趣旨のもと、何を願いとして開催するのか。また、教区教化事業として1カ組・1カ寺の力になり得る教化事業の企画立案という観点から、どうすれば青少年教化の場を開くことができるのかという開催方法の協議も大切ではないか。それらのことを確認した上で、全実行委員が立案してきた企画・日程案からテーマと日程を決定いたしました。
これまで実行委員それぞれが、青少年教化の場において多くの人と出あい、多くの言葉と出あって参りました。その中で何度も確かめられてきたことは、私たちが立っている場所ということではないかと思います。私たちは、一体どこに立って人と出あい、どこに立って言葉と出あっているのか。その立っている場所を見失う時に、人や言葉との出あいを自分勝手に受け止めていくということがあるのではないでしょうか。その問題を、今一度教学から尋ねていくことを願いとし、今年度は「教化とは」というテーマのもと当研修会を開催いたします。
次回の会議からは、初めての試みとなる四地区に分かれての開催に向けて、必要な機材の確認や、事前準備を行って参りたいと思います。
(報告者 秦 智秀)