2021.12.27
12月21日、原発問題班の第2回実行委員会を教務所とリモートの併用にて開催しました。
今回は10月に行った豊富町と幌延深地層研究センターでの班内学習をあらためて振り返り、班員ひとり一人から感想を述べてもらいました。
感想の中には、幌延深地層研究センターでの見学や説明を受け「分かりやすい」「怪しい」「無理がある」「原発関連に携わりながらも推進する人ばかりではないのでは…」とそれぞれに様々な思いを抱いたようです。
また、豊富町で酪農業を営んでいる久世薫嗣さんのお話を受けて、「賛成派と反対派は同等ではない。賛成側には莫大な資金と権力と決定権がある。反対側は熱量をもって声を上げ続けるしかない。」「ただ反対をするのではなく、私たちがどう生きたいのかという視点からも考えないといけない」など長年この問題に関わってきた久世さんの言葉を思い返しながら意見交換を行いました。
その後、班内学習の様子を北海真宗に掲載するため、原稿を確認しながら少しでも読む方に伝わるよう修正を行いました。この報告記事は北海真宗2月号に掲載の予定です。
最後に4月に実施予定の現地学習(青森県)と今年度残りの日程を確認しました。現在、比較的収まっている新型コロナが拡大せず、今後も対面で学びの場が出来ることを念じつつ、実行委員会を終了しました。
(報告者 浅野 世央)