2021.12.28
12月24日(金)15時より 来年の3月1日(火)・2日(水)に開催予定の「法話研修会」の事前会議①がzoomを使用しweb会議として行われました。
協議内容は、
①開催趣旨・呼びかけ文の確認 ②研修会当日の内容・会場・日程確認 ③講義・講題について ④法話実習について ⑤持参品・服装について ⑥コロナウィルス感染拡大の場合(Web型)の対応について ⑦その他
でした。
最初は呼びかけ文の確認に時間を割きました。今回の研修会の開催趣旨は「聞法・学習・法話実習を通して、仏語を聞思する生活を確かめる」でありますが、聞思とはどういうことであろうか、我々の生活は仏語を聞思する生活となっているのだろうか、日頃の生活において何を拠りどころとしているのだろうか、などが問題となってきました。そのような話し合いの中で、「我々にとって法話をするとはいかなることなのか、そのことを深く掘り下げてはっきりさせることが大事ではないか」との発言があり、そのことを踏まえてチーフが次回の会議までに訂正してくるということで呼びかけ文の話し合いを終えました。
そのあと、細かな研修の日程や、今まで同様に会場は北海道教務所・札幌別院研修室であること、また参加者やスタッフはどこに宿泊するのか、それに伴い参加費をいくらにしたらよいのか等々が話し合われました。そして、研修会の中で参加者に法話をしていただきますが、その法話実習の時間や持ち物、服装の確認も行いました。今はコロナウィルスの感染状況も落ち着いておりますが、3月になって状況が変わればWeb型での開催となるかもしれません。そのときに日程はどのように変更していくのか、法話実習をどのようにしていただくのかも話し合われました。
最後に、「葬儀から僧侶が消えることが僧侶の死ではありません。「我願わくはみな往生して、仏法を示すこと仏のごとくせんと」という願心に教えられ、「共に念仏者となりたい」という生活にこそ僧侶のいのちがあります。そのことを見失う時が、〝僧侶の死〟なのです。」(『真宗』2022年1月号)という楠信生教学研究所長の言葉を通して、自らの生活や法話、生きる姿勢を御聖教に問い尋ね続けることの大事さを確認して会議は終了しました。
(報告者:宝喜智明)