2022.01.12
1月7日(金)、午後3時より、2021年度「得度研修会」の事前会議①がWebで行われました。
昨年度はコロナ禍で本研修会が未実施となり、得度を希望された方は得度後に本研修会に参加していただくこととして教務所長考査(得度考査)のみで得度することができました。
また、コロナの感染状況も拡大しているため、センター内の定員制限から、得度済の参加者につきましては、リモート参加、YouTube(講義、声明・装束作法)視聴ではどうかという意見もありました。
研修会内容としては、大人班(高校生以上)、子ども班(小、中学生)に分かれて、それぞれ講義、声明、得度考査等を受けていただく内容です。
日程につきましては、本来、2泊3日の中で実施されるものですが、コロナ感染防止から日帰り日程か1泊2日での実施へ変更などの意見がでました。
本研修会は大人班と子ども班とが同日程で並列実施(親子参加が多いため)せざるを得ないため日帰り研修としては無理があり、1泊2日での方向で内容についても検討することになりました。
本研修会の実施が3月末ということから、北海道の感染状況も拡大していけば、全体リモート化の日程も視野に入れるなど検討に検討を重ねていく必要がありそうです。
「呼びかけ文」についてもいろいろ意見がありました。
私としては、寺族が得度することは親から、もしくは夫からの呼びかけであり、必然的なものだと思っていました。「呼びかけ文」はどちらかというと在家から僧侶を目指す方への呼びかけなのだろうか?と思いました。在家から僧侶を目指す方は、すでにそれぞれの決意を持っており、それぞれ所属寺の住職の責任において推薦してくれているものだと思います。他の研修会の参加を促す「呼びかけ文」とは何か違うような気がして、本研修会の「呼びかけ文」を作成するうえでの難しさを感じました。
(報告者:平 祐紀)