2022.06.29
2022年6月20日(月)第7回同朋教化部門企画部会実行委員会が集会・ウェブ併用で開催されました。
今回も本山の解放運動推進本部と女性室の方々に参加していただきました。
協議内容は次年度の公開講座の内容や日程について、また今後の実行委員会の公開講座までのタイムスケジュールや、第8期終了時までの年間スケジュールの確認が行われました。
5月30日の同朋教化部門総会の後の短い時間の中でも公開講座について話し合われましたが、仮のテーマができたところで時間切れとなったため、今回はそこからの始まりとなりました。
仮のテーマとして、「共に生きるって? ~ジェンダーの視点から考えてみよう~」というのがあがっていましたが、「男って?女って?」「私って?」等々、一人でも多くの方に参加していただくために興味をそそるようなものにしたいという思いが、次々と言葉となって表れました。
お寺に集まるのは殆どが女性であることから、男性にも参加してもらえるようなテーマを模索していましたが、テーマを決める以前に、私たちが公開講座を通して一番伝えたいことは何なのか、そのことをもう少し明確にする必要があるのではないかという意見も出てきました。
その中で、そもそも私たちは、本当に共に生きたいと心から願っているだろうか、という問題が浮かび上がってきました。
男女平等参画も公開講座も自己の問題と切り離して考えることはできないということ、私たちは何を願いとして公開講座を開催できるのかということを、あらためて問われることとなりました。
池浦幹事の挨拶で、親鸞聖人と法然上人が出遇われた時をご誕生・立教開宗とする、という一楽真先生の言葉が紹介されました。
2023年にお迎えする宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要前後の時期に開催される予定の公開講座が、多くの方の新しい出遇いの場となれるように準備を進めて参りたいと思います。
(報告者:金光多真美)