2022.07.17
2022年7月15日、14時より第1回実行委員会がウェブ会議にて開かれました。
初めに、2021年度下半期事業の総括ということで新規事業である「おんぽう」の反省及び検証を行いました。今回、イメージ通り聴聞に特化した場を開くことはできたものの、参加者がどう受け止めたかということを聞く時間が欲しかったという部会員の声も多々ありました。改めて、おんぽうの位置づけをどうしていくのかを部会で確かめ、議論する必要性を感じます。
また、2021年度の青年特伝につきましては1ヵ寺のみの実施ということになりました。こういう結果になった原因は当然、私たちの声かけ不足にあります。しかし、これまでとは違い、ただ声かけをするだけでは引き受けてもらえない段階にきているようにも思われます。引き受けてもらえない理由として、教区主催という重圧、1ヵ寺開催というハードルの高さがあるのでしょう。その中で波佐谷実行委員からこのハードルを引き下げる企画型研修会を設けてはどうかという提案がありました。内容は企画立案を参加者(教区内僧侶)と部会員が一緒にゼロベースから作り上げ、アイデアを出し合いながら開催の第一歩を踏み出すサポートとなるような研修会をしてみたいということでした。その後、実施するということが満場一致で承認されました。
今期の青年研修部会は「私にとって青少年教化とは」というテーマを掲げて活動して参ります。秦部会長がそのテーマに込めた願いの中にある「教化の場を開くということが、ただ「仕事と責任」という言葉で終わるのであれば、その場所に流れている願いは見失われていくのだと思います」という言葉に背筋が伸びる思いがしました。その場所に流れている願いを尋ね、私自身を教えられながら最終年度の活動に努めてまいります。
(報告者:山本了)