2022.10.19
2022年度の第1回広報会議が10月17日に教務所とウェブ併用で行われました。教化本部通信、親鸞webの更新という従来通りの事業の他、昨年度から実施している動画教材の制作について協議しました。
今期の新事業となる他部会事業への出張動画のご依頼の現状報告と、昨年度に続き今年度も制作予定の真宗を学ぶ動画教材についての現状報告を受け、その後、昨年度に制作した動画教材「信心」の視聴傾向の分析報告がありました。
動画教材「信心」は、諸般の事情により親鸞web内の北海チャンネルからの視聴に限定しているため、YouTube上では検索できない設定となっています。そのため、視聴者数は伸びづらい傾向ではありますが、換言すると教学研鑽の有志のある方にご視聴いただきやすいことから、その点を周知すると、今後作成する動画教材へのご理解の在り方も変わっていくのではないかと思います。
また、出張動画については、動画を単に教材としてではなく「教区における活動プロモーション動画に活用してはどうか」との新たな方向性を秘めた提案などもありました。
会議の後半には2022年度教化研修基本方針の確認をしました。その中に「師や友と共に念仏申し聞法し談じ合うことで、私たち一人ひとりの日暮らしが、初めて求道の生活に転ぜられていく」という文言がありました。動画教材は個人で完結してしまう性質が強いものであるため、「談じ合う」ことに繋がりづらいものです。ですが、思えば今期に先立って前期(第7期)のハンセン病問題班が作成した動画教材は、各組や教区で活用して欲しいという願いをもって作られたと聞き及んでおります。今期で作成する種々の動画教材も、今一度、そのような願いに立ち返って作成したいと思いますし、また皆様におかれましてはそのような活用をご検討いただければと思います。
(報告者 阿部智)