2023.02.22
2月17日(金)14時より、北海道教務所 講堂にて教化懇談会が開催されました。当懇談会は、これまでの教化本部の歩みを多角的視点で点検精査し、課題を明確化したうえで今後の社会状況や教区の状況を鑑みつつ、これからの教区教化と本部運営の準備と指針の確かめや検討を目的としたものです。
講師として、黑萩昌氏、亀谷亨氏、金石潤導氏、中野誠二氏をお迎えし、また錦秀見氏(教化委員長)、伊藤秀氏(学事教務委員長)にご臨席賜り、寺澤三郎教化本部長の進行で二つの開催趣旨に沿って、2部構成で行われました。
第1部では教学研究所、教化本部を中心とした北海道の教区教化体制にかけられた願いに立ち返り、様々に起こり、変化する社会情勢と私たち僧侶が直面する只中で、「真宗寺院の本務」、「真宗僧侶としてその学びや歩みに願われていること」、「今後の寺院・組・教区の教化伝道活動の視座や方向性」の観点から4つの設問を提示し、懇談いただきました。
第2部では8期24年の教化本部の歩みを確かめながら、点検精査していくための提言として、講師各氏がこれまで本部に関わり、携わってこられた経験に基づき、発足当初の願いや組織の変遷、活動を通して見えてきた課題などについて語っていただきました。また藤田彰美氏(第1期・第2期教化本部長)が述べられた「2002年度教化研修基本方針」の言葉をあらためて確かめたうえで、各氏の思うところ、今後の教化本部に願うことを拝聴致しました。
当日は、記録に広報の協力をいただき、現場にて常任本部員、教務所員をはじめ、部会長・班長もZOOMを利用するなどして聴講させていただきました。教区教化に関わる姿勢、自身の学びの姿勢についての大切な視座、気づきの視点をいただく場となったように思います。
講師の先生各位におかれましてはご多忙中にもかかわらず、直前まで設問項目に対しての準備、また本部長との協議、調整を重ねて懇談会に臨んでいただきました。厚く御礼申し上げます。
尚詳細につきましては、今後『北海真宗』、親鸞Webにて随時発信させていただきます。
(報告者:前田瑞人)