2023.06.14
5月25日(木)14時より第3回実行委員会を実施いたしました。当会議では、先日開催された新任住職研修会兼帰敬式伝達講習と今年度開催された各研修会の反省、次期への申し送り事項について、また次年度計画案・予算案について話し合われました。
各研修会の反省では、私たち自身の研修会に関わる姿勢の問題があげられました。その中で、スタッフは自ら先頭に立って研修会に参加するという姿勢を忘れずに、参加者目線で研修会を企画立案実施していくことや、研修会当日は、その運営をしつつ参加者との交わりを大切にして学びの場に座ることが大事であると感じました。今期の教化事業は全て終了しましたが、これからもこれらのことを大事にして自坊や組の教化活動に関わっていきたいと思います。
次年度計画案・予算案については、その話し合いの中で、次期を担う人たちの姿を思い浮かべて、私たちの自己満足にならないように気をつけながら話し合わなければならないと感じました。今後は引き継ぎに向けて、最後まで粗雑にならないように取り組んでまいりたいと思います。
今期は発足当初からコロナ禍であり、研修会の日程や形式が今まで通りとはいかず変更を余儀なくされましたが、そのおかげで一つひとつの研修会や、その日程に込められている願いを確かめることができました。一方で、前年踏襲という考え方から抜け出せずにいることも知らされたことでした。研修会中には、所々で想定の甘さも露呈しましたが、各研修会に関わってくださった講師、助言指導、嘱託スタッフの方々の熱や、参加してくださった方々の思いに突き動かされ、考えさせられることばかりでした。ひとりで考えても始まらない。僧伽の中でお寺の存在意義や僧侶という生き方を確かめていくことの大切さを教えていただいた各研修会でありました。
当会議で今期の研修部会としての活動は全て終了しました。この場をお借りして、教区内の皆さまに、当部会の教化活動にご理解とご協力を賜りましたこと、厚くお礼申しあげます。
(報告者:鳥毛浄生)