2023.10.23
10月12日(木)14時より新任教師研修会事前会議①をウェブにて行われました。
出席者は計8名。
昨年は「日程に時間的余裕がなく、時間がずれ込んだ。」という報告を受け、その反省点を元にチーフが資料を作成。スタッフを含めた参加者の交流の時間を多めにとることを目的に休憩時間の確保、それに伴い講義の時間を短縮、日程終了時間を早めるなどし日程表を作成した。
会議冒頭、幹事より挨拶の中で、「先輩たちが作り上げてきた過去研修会が、どのような願いの上で作られてきたのか。そのことを考えた上でより良い研修会にするべく発言をお願いしたい」という旨の言葉が伝えられました。
会議の中では、「講義の時間を短くするのはどうか」や「日程終了時間を短くするのにも明確な理由がないのではないか」という意見があり、最終的には休憩時間を確保しつつ、講義の時間や、日程終了時間については例年通りの時間配分となった。
この新任教師研修会は、宗門の関係学校を卒業し、教区に帰ってきてまもなく、知り合いもほとんどいない状態の人が、教区の色んな人と出会い、知り合いになっていくことが一つの目的としてある。ということを以前教えていただいたことがありました。
しかし、それはただ単に「友達をつくる」とか「知り合いが増える」ということではなしに、あくまでも「学ぶ」ということの上で成り立つ関係性であるということ。そのことを私は見失っていたことを今回会議を通して気づかせていただきました。二泊三日という長い日程の中で時間を確保し、ねんごろに聴聞する。その上で座談で語らい、フリートーキングで話していく。今伝えられていることの中にどのような願いがあるのかを大切に、次回の事前会議②では各講師、助言指導の先生方からのご意見をいただきながら、より内容を深めていければと思います。
(報告者:川原 顕)