2023.12.18
2023年12月12日14時より第2回実行委員会が教務所にて開催されました。
今回の実行委員会では、はじめに東本願寺出版の真宗ブックレットシリーズ、『いのちを奪う 原発』の一部を輪読し、その後各自感想を述べ、意見交換が行われました。その中では「日々の出来事についての報道もそうですが、原発関連の報道内容も同様に様々な形でねじ曲げられているように感じ、何が本当かわからなくなる事がある」「私たちは、ねじ曲がっている事にさえ疑問を持たず、『仕方がない』で済ませていることがあるのではないか」「多くの支えの中で生きているはずなのに、自身は原発の恩恵にあずかるのみに留まっていることに気づいていない」「電力の問題だけに着目し、原発により人が亡くなっているという事実をないがしろにしているのではないか」などの意見が各実行委員から出されました。そうした中で「時には経典の言葉さえも私の都合のいいように受け止め、意味をねじ曲げていくことがあるのではないか」ということも私たちの問題として挙げられていました。
次に班内学習について協議を行いました。今回は「南第3組 鳳翔寺御住職 中村裕恭氏」にご依頼をし、共和町に赴く事が決定しました。日程等の詳細につきましては今後話し合っていく予定です。
最後に現地学習について協議を行いました。2024年4月15日~17日の2泊3日で福島県に赴く事が決定しました。現地において、肌で感じられる貴重な学びを大切にできるように、当日まで更に学びを深めていきたいと考えております。
(報告者:黑萩 貴仁)