2024.04.02
・3月26日(火)14:00より、教務所にて第4回靖国問題研究部会が開催されました。今回は現地学習の最終確認と攻究をしました。
・現地学習について
開催日時 5月21日(火)~23日(木)
見学場所 東京都慰霊堂、本龍寺(弾左衛門の墓所)、靖国神社、防衛省
上記の日程で実施することを確認
・攻究
今回は事前に『靖国問題学習資料集』の「はじめに」、「不戦決議」、「非戦決議二〇一五」を読んだ上、各々レポートを作成し攻究を行った。全体としては、資料集の冒頭に「靖国問題は「信」が問われる問題である」とあるように、私達の内面的な課題として話し合われた。
靖国問題にそこまで深く関心を持つことはできないのはなぜだろう。無関心はどのようにしたら超えられるのかということが疑問として上がった。その話の展開の中で「私達は基本的に身近な人と向き合っているのだろうか」。また、「顔が見える以上に関心を持つことは出来ないのではないか」という意見が出された。正直なところ、靖国、戦争、差別等々。文章だけではなかなかピンとこない。そこに具体的な人、場所、出来事に触れるからこそ関心が向き、思いが深くなる。私達の日常を離れて社会問題はなく、安易に答えを出すものではない。だからこそ継続して問い直していかなければならないのが靖国問題から頂く課題であると話し合われた。
今回の攻究を通して、実際に現地に赴き、直に見て、感じてくることの重要さ再確認した。
(報告者:本澤 盛顕)