2024.04.25
今年度の講師である狐野秀存先生をお迎えし、学習会開催に向けた2度目の事前会議が行われた。
開催要項、呼びかけ文、講師紹介文、開催趣旨、当日のレジュメなどを確認・検討し、開催に向けての準備が整っていった。その会議の中で、狐野先生から多くのご意見をいただいた。その中で「如来の糾弾(きゅうだん)」という言葉を聞いた。これは専修学院の院長をされた竹中智秀先生の言葉だという。狐野先生は自身の体験を通して、差別していないつもりで差別をしていた自身のこころに気付かされた。その気付きは「如来の糾弾」によるものだという。
北海道教区で行われる今回で公開学習会は5度目である。しかし何度学習を重ねても差別をわかったことにはならない。針で突かれるような、胸を締め付けられるような、耳を塞ぎたくなるお話の中に如来はいらっしゃる。自身のこころに見えた差別心は如来の糾弾によるものである。一緒に狐野先生のお話を聞きましょう。
(報告者;泉 敬之)